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「慰安婦」問題の現在
「朴裕河現象」と知識人
発行:三一書房
四六判
248ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2016年4月
- 書店発売日
- 2016年4月14日
- 登録日
- 2016年9月13日
- 最終更新日
- 2016年9月13日
紹介
日韓「合意」は「慰安婦問題」の解決をはるか彼方に遠ざけてしまった。
私たちは、侵略と植民地支配の歴史を見据えてきたのだろうか
目次
第一部 問われる日韓「合意」
・鈴木裕子 解決には程遠い今回の日韓「合意」
・前田朗 いま何が問われているか
・金 優綺 「合意」の全面無効を――朝鮮民主主義人民共和国の反応
・許仁碩 台湾政府は口先だけの対応をやめるべき
・キャロライン・ノーマ 戦時性奴隷とされた女性に歴史的正義を――オーストラリア政府がなすべき対応
第二部 「朴裕河現象」を考える
・早尾貴紀 「和解」論批判 ――イラン・パペ「橋渡しのナラティヴ」から学ぶ
・李在承 感情の混乱と錯綜:「慰安婦」についての誤ったふるい分け
・前田朗 植民地解放闘争を矮小化する戦略
・金富子 新しさを装った歴史修正の動き
・能川元一 『帝国の慰安婦』における資料の恣意的な援用について
・李娜榮 「『帝国の慰安婦』事態に対する立場」声明の経緯と今後の方向
第三部 朝日新聞記事訂正問題を問う
・今田真人 「吉田証言」は本当だった――公文書の発見と目撃証人の登場
第四部 植民地主義と知識人の責任を問う
・徐京植 日本知識人の覚醒を促す――和田春樹先生への手紙
・前田朗 「慰安婦」問題と学問の暴力 ――植民地主義とヘイト・スピーチ
上記内容は本書刊行時のものです。