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出版者情報
言語が消滅する前に
発行:幻冬舎
新書判
224ページ
定価
860円+税
- 書店発売日
- 2021年11月25日
- 登録日
- 2021年10月27日
- 最終更新日
- 2021年11月1日
紹介
人間が言語に規定された存在であることは二〇世紀の哲学の前提だった。二一世紀に入って二〇年が過ぎたいま、コミュニケーションにおける言葉の価値は低下し、〈言語を使う存在〉という人間の定義も有効性を失いつつある。確かに人間は言語というくびきから解き放たれた。だが、それは「人間らしさ」の喪失ではなかろうか?――情動・ポピュリズム・エビデンス中心主義の台頭、右・左ではない新たな分断。コロナ禍で加速した世界の根本変化について、いま最も注目される二人の哲学者が、深く自由に精緻に語り合う。
上記内容は本書刊行時のものです。