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出版者情報
サザエさんと長谷川町子
発行:幻冬舎
新書判
288ページ
定価
840円+税
- 書店発売日
- 2020年3月26日
- 登録日
- 2020年3月24日
- 最終更新日
- 2020年3月24日
書評掲載情報
2020-05-09 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
没後28年なお不動の人気を誇る国民的漫画、アニメの「サザエさん」。だが、この、15歳で天才少女としてデビューし、72歳で亡くなる5年前まで描き続けた作者・長谷川町子とその家族のことは意外なほど知られていない。戦後の荒廃から日本が怒濤【どとう】の成長を遂げた時期に『サザエさん』の出版を家業・姉妹社として立ち上げた一家は、磯野【いその】家の人々とはおよそ真逆の愛憎、かけひき、確執が充満する空間を生きる。度肝を抜く額の収入、家族の不和と崩壊、自伝に書かれた虚ーーこれらをひた隠した長谷川家の三姉妹の、苛烈な人生の光と闇を描いた評伝。
目次
□小柄で色白の美人だった長谷川町子
□町子逝去の翌年、墓から骨壷が盗難。脅迫額は2000万円だった!?
□漫画家としてのスタートは「のらくろ」作者・田河水泡の弟子
□サザエさん一家の名前は志賀直哉『赤西蠣太』からもらった!?
□町子の西日本新聞勤務時代、将来を誓い合った恋人がいた!?
□昭和21(1946)年、『サザエさん』は発売後ベストセラー
□死後、課税対象遺産額は29億円だった!
□パロディ漫画訴訟事件、長谷川家放火事件…一家を襲った災難
□衰えた筆力と妹・洋子の造反 ほか
上記内容は本書刊行時のものです。