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脳神経外科医が教える 頭と体からアプローチするストレスマネジメント 古賀 久伸(著/文) - 幻冬舎
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脳神経外科医が教える 頭と体からアプローチするストレスマネジメント (ノウシンケイゲカイガオシエル アタマトカラダカラアプローチスルストレスマネジメント)

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発行:幻冬舎
四六判
200ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-344-94834-1   COPY
ISBN 13
9784344948341   COPY
ISBN 10h
4-344-94834-3   COPY
ISBN 10
4344948343   COPY
出版者記号
344   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年10月30日
書店発売日
登録日
2024年10月30日
最終更新日
2024年10月30日
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紹介

自律神経を整えて不調を根本解決!

今日からできる!脳神経外科医直伝
脳神経と体をコントロールするストレス軽減方法とは

2022年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、日本人の4人に1人以上が頭痛や関節の痛みなどの体の不調を抱えています。こうした不調は原因がはっきりしないことが多く、仕事のパフォーマンスが落ちたり、表情や態度に出て周りとのコミュニケーションに悪い影響が出たりするなど、実生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

 40年以上脳神経外科医として臨床の場に立ち、慢性的な体調不良に悩む患者を多く診察してきた著者は、なかなか治らない原因不明の不調はストレスによる自律神経の乱れが大きく影響していると断言しています。交感神経と副交感神経からなる自律神経は全身に分布し、血流や臓器の働きなど生命活動に欠かせない体のさまざまな機能をコントロールしていて、著者はこの両神経のバランスがストレスによって乱れることで心身の不調を引き起こしていると指摘しています。

 そこで本書では、ストレスを適切に管理して自律神経を整えるために毎日簡単に実践できる取り組みを紹介しています。
 いずれの取り組みも「無理をせず自然体でいる」ことを重視し、日常の何気ない動作や考え方を少し変えるだけで簡単に実践できるものばかりです。
 心身の不調を根本から取り除き、充実した人生を過ごしたい方必読の一冊です。

目次

はじめに

第1章 頭痛、肩こり、不眠、イライラ…… 病院に通っても改善できない心と体の不調
治らない慢性的な不調
慢性的な不調に悩む患者を診察して気づいたこと
ストレスが脳・自律神経に与える影響は?
背骨のゆがみが不調の原因になっていることも
重大な病気とストレスの関係
患者自身ができるストレス対策

第2章 ストレスを管理して不調を取り除く 脳と自律神経、神経伝達物質の基礎知識
心身のバランスをとるカギはストレスマネジメント
脳神経は植物のように育てる
脳外科の手術では自分の脳のコントロールが重要
全身の総司令官「脳」はこんなふうにできている
新しい人間の脳と古い動物の脳
記憶の分類と脳の受け持ち部位
ホムンクルスの図で分かる手足や口を動かすことの重要性
脳と脊髄は中枢神経、それらから出るのが末梢神経
全身に張り巡らされた自律神経の仕組みと役割
脳からは12対、脊椎からは31対の末梢神経が出ている
神経細胞は突起をつないでネットワークを作る
神経細胞同士の間で情報を渡す神経伝達物質
脳神経をうまく育てるほどストレスに強くなれる
不調を改善する心と体のためのストレスマネジメントとは

第3章 【頭からアプローチするストレスマネジメント】記憶の管理、感情の言語化、スイッチング…… 脳と自律神経を“イメージコントロール”で整える
分析や観察をすることで扁桃体の衝動をコントロール
神経伝達物質は色分けしてイメージしていく
具象と抽象を使い分ける
デジタルとアナログを使い分ける
記憶力の向上にもイメージが役立つ
「分類記憶」は記憶を脳に定着させるテクニック
五感を意識して視床機能を高める
脳外科手術後の記憶障害の治療
ソムリエ感覚で物事を言語化することで脳が活性化
怒りは体内に起こる同時多発テロ
冷静になりたいとき・頑張りたいときのイメージ
脳には柔軟性が大切 ―― ものの見方を固定しない
対語をイメージして常に中庸を意識
自分で自分を認めることも大切
睡眠は十分に ―― 脳を修復し、記憶を整理
不眠に悩む人は寝ようと焦らずにイメージトレーニングを

第4章 【体からアプローチするストレスマネジメント】立ち方、歩き方、呼吸法…… 脳と自律神経を“ボディコントロール”で整える
自律神経といえば腹式呼吸!?
「お茶を一服」で自律神経を整える腹式呼吸
運動や趣味を「楽しむ」ことが心身の調整につながる
重力を利用した歩行や立ち姿勢が不調改善のカギ
動物の動きを手本に背骨をしならせるように動かす
本来の腕の付け根は肩ではなく肩甲骨
「気をつけ、休め」は脳を整える基本
自然体の歩き方は脳にも体にも負担をかけない
重力に逆らう動きは背骨のゆがみを招く
薬物療法で改善しない患者が姿勢を見直して回復
何かを持ち上げるときには息を止めない

第5章 ストレスマネジメントで自らを癒やす―― 神経伝達物質や自律神経のバランスを整えて快適な毎日を送る
自律神経を整えることは自分を癒やすこと
生きやすい神経はスイッチオン
エネルギー保存の法則を意識する
脳神経は変えることができる!
生活を見直して無理をせず自然体
くり返しが重要だが、同じではなく螺旋階段を上っている
脳を育てて80歳まで現役、100歳まで元気に

おわりに

著者プロフィール

古賀 久伸  (コガヒサノブ)  (著/文

古賀 久伸(こが ひさのぶ)
森の木脳神経脊髄外科院長
1956年福岡県生まれ。長崎大学医学部卒業後、臨床医として42年間、特に脳神経外科医として約7000例の手術に関わる。68歳の現在も現役の脳神経外科医として執刀。80歳まで現役で手術ができる医師を目指している。
1992年、森の木脳神経脊髄外科を開院。同院院長 脳神経外科専門医 脊椎脊髄外科専門医

上記内容は本書刊行時のものです。