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阿る人
発行:幻冬舎
四六判
230ページ
定価
1,300円+税
- 書店発売日
- 2021年10月18日
- 登録日
- 2021年10月14日
- 最終更新日
- 2021年10月14日
紹介
新聞記者・大河亮介が巷の事件を斬る社会派短編推理小説集
革新系の県議会議員、山極玲奈が客員講師を務める専門学校校舎の屋上から
転落して亡くなった。
専門学校での講義は、美人議員目当ての学生でいつも満席になるほどの人気だった。
山極が転落する前に居た屋上には、一枚の謎めいた紙片が残されていた。
犯人は講義中にボールペンを投げつけてくる学生ストーカーなのか、
「あなたの講義は学生の機嫌ばかりとって、ちっとも中身がない。欺瞞のかたまりだ」
となじってくる講師の狭山源次なのか。
以前から山極に注目していた新聞記者の大河亮介は取材を重ねながら
転落事件の真相を探る──(「阿る人」より)。
そのほか近現代の問題点を浮き彫りにした全7編の社会派短編推理小説を収録。
1 ニートとコロナと老夫婦
2 総選挙殺人事件
3 ザ・業界
4 阿る人
5 赤と青
6 二流の本質
7 黒い象
上記内容は本書刊行時のものです。