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婿どの相逢席 西條 奈加(著/文) - 幻冬舎
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婿どの相逢席 (ムコドノアイアイゼキ)

文芸
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発行:幻冬舎
四六判
348ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-344-03807-3   COPY
ISBN 13
9784344038073   COPY
ISBN 10h
4-344-03807-X   COPY
ISBN 10
434403807X   COPY
出版者記号
344   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年5月26日
最終更新日
2021年5月26日
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書評掲載情報

2021-08-22 産經新聞  朝刊
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紹介

祝言の翌日に、隠居の申し渡し⁉
小さな楊枝屋の四男坊・鈴之助は、相思相愛のお千瀬の生家、大店の仕出屋『逢見屋』にめでたく婿入り。誰もが羨む逆玉婚のつもりが……

「鈴之助、今日からはおまえも、立場上は逢見屋の若主人です。ですが、それはあくまで建前のみ。何事も、最初が肝心ですからね。婿どのにも、しかと伝えておきます」
鈴之助の物問いたげな表情に応えてくれたのは、上座にいる義母のお寿佐であった。
「この逢見屋は代々、女が家を継ぎ、女将として店を差配してきました。つまり、ここにいる大女将と、女将の私、そして若女将のお千瀬が、いわばこの家の主人です」(本文より)                                                                                                                   
与えられた境遇を受け入れ、商いの切り盛りに思い悩むお千瀬を陰で支える鈴之助。
“婿どの”の秘めた矜持と揺るぎない家族愛は、やがて『逢見屋』に奇跡を呼び起こす……。

著者プロフィール

西條 奈加  (サイジョウ ナカ)  (著/文

1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞、本年1月『心淋し川』で第164回直木賞を受賞。著書に『隠居すごろく』『せき越えぬ』『わかれ縁』『曲亭の家』など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。