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出版者情報
リボルバー
発行:幻冬舎
四六判
336ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2021年5月26日
- 登録日
- 2021年3月12日
- 最終更新日
- 2021年4月29日
書評掲載情報
2021-07-11 |
読売新聞
朝刊 評者: 南沢奈央(女優) |
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紹介
誰が引き金を引いたのか?
「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。
パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。
高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。
それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。
「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか?」
「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」
ゴッホとゴーギャン。
生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。
上記内容は本書刊行時のものです。