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ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと 五十嵐 大(著) - 幻冬舎
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【利用可否不明】

ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと (ロウノリョウシンカラウマレタボクガキコエルセカイトキコエナイセカイヲイキキシテカンガエタサンジュウノコト)

文芸
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発行:幻冬舎
四六判
208ページ
定価 1,400 円+税   1,540 円(税込)
ISBN
978-4-344-03738-0   COPY
ISBN 13
9784344037380   COPY
ISBN 10h
4-344-03738-3   COPY
ISBN 10
4344037383   COPY
出版者記号
344   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年1月13日
最終更新日
2021年2月1日
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書評掲載情報

2022-06-25 朝日新聞  朝刊
評者: 丸山正樹(小説家)
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紹介

「誰もが生きやすい世界は、いろんな境界線が混ざり合った世界だと思う」
耳の聴こえない両親から生まれた子供=「CODA」の著者が書く
感涙の実録ノンフィクション!        



もしかすると、ぼくは母親の胎内にいたとき、国に“殺されて”いたかもしれない――。
そう考えると、いまこうして原稿を執筆できている状況が、まるで奇跡のように思えた。2018年9月、衝撃的なニュースを目にした。ろう者である兵庫県の夫婦2組が、国を相手取り訴訟を起こしたのだ。
その理由は、旧優生保護法による“強制不妊手術”。旧優生保護法とはいまはなき法律で、その第1条には「不良な子孫の出生を防止する」と記されていたという。
障害があることで、差別を受ける。これは絶対にあってはならないことだ。健常者のなかには、障害者をことさら特別視する人たちがいる。それが悪意のある差別や偏見として表出することもあれば、過剰な親切心という逆説的なカタチで表れてしまうこともある。
けれど、忘れないでほしい。障害者は別世界の人間ではない。ぼくら健常者と同じ世界に生き、同じように笑い、怒り、哀しむ、ぼくらの隣人なのだ。ただし、ぼく自身がそう考えられるようになったのは、大人になってからだった。幼少期の頃のぼくは、障害者、特にろう者のことを嫌っていた。
そう、かつてのぼくは、母のことが大嫌いだったのだ――。(本文より)

著者プロフィール

五十嵐 大  (イガラシ ダイ)  (著)

1983年、宮城県出身。高校卒業後、飲食店スタッフや販売員のアルバイトを経て、編集・ライター業界へ。2015年よりフリーライターに。自らの生い立ちを活かし、社会的マイノリティに焦点を当てた取材、インタビューを中心に活動する。ハフポスト、「FRaU」(講談社)、「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)などに寄稿。Twitter: @igarashidai0729

上記内容は本書刊行時のものです。