版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
音大生・音楽家のための脳科学入門講義 田中 昌司(著/文) - コロナ社
..

音大生・音楽家のための脳科学入門講義

自然科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:コロナ社
A5判
縦210mm 横148mm
126ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-339-07825-1   COPY
ISBN 13
9784339078251   COPY
ISBN 10h
4-339-07825-5   COPY
ISBN 10
4339078255   COPY
出版者記号
339   COPY
 
Cコード
C3040
専門 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月28日
書店発売日
登録日
2021年3月3日
最終更新日
2021年3月29日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

私は音楽家の脳を研究しています。実験に参加してくださった多数の音大生・音楽家の方々が脳科学に大変興味を持たれていることを知り,わかりやすい脳科学の入門書として本書を執筆しました。脳科学の基礎事項からはじめ,音楽との関係について解説しています。最新の研究成果も紹介しながら,読者をおもしろい脳科学の世界にお誘いします。

■書籍の特徴
本書は講義形式で,かつ対話の部分を多くすることで,受講者からの質問にも答えながら講義を進めるというスタイルになっています。実際に受けた質問も多く含まれています。記憶,感情,共感,情景,音楽家の脳の話は,これまで音大生や音楽家の方々に説明した際にとくに盛り上がりました。読者の皆さんとも共有したいトピックスが多く含まれています。また講義は全部で8回分なので,半期の特別講義などのテキストとしても使用できます。

■対象者
本書は音大生・音楽家のためのというタイトルがついていますが,一般の方々や大学生・高校生にも楽しんで読んでいただけるように心掛けました。脳科学は、その名のとおり脳に関する科学(サイエンス)ですが,脳は思考や感情を司っているので,哲学や心理学,行動学など,ほかの多くの学問領域にまたがる学際的な学問です。できるかぎりわかりやすく解説しましたので,多くの方に読んでいただけたら幸せです。

目次

第1講 脳の進化と構造
1.0 講義の前に
1.1 脳の進化
 1.1.1 脳の誕生
 1.1.2 連合野
 1.1.3 知性の誕生
1.2 脳の構造
 1.2.1 大脳皮質
 1.2.2 前頭葉
 1.2.3 前頭前野
 1.2.4 運動野
 1.2.5 頭頂葉
 1.2.6 側頭葉
 1.2.7 後頭葉
 1.2.8 小脳
 1.2.9 大脳基底核
 1.2.10 視床
 1.2.11 脳幹
第1講を終えてのQ&A

第2講 感覚・知覚
2.1 視覚
2.2 聴覚
 2.2.1 聴覚野
 2.2.2 マガーク効果
2.3 体性感覚
2.4 味覚・嗅覚
2.5 内臓感覚
第2講を終えてのQ&A

第3講 脳の記憶システムと学習
3.1 短期記憶
3.2 ワーキングメモリー
3.3 長期記憶
3.4 意味記憶
3.5 エピソード記憶
3.6 H.M. 
3.7 手続き記憶(スキルの記憶)
第3講を終えてのQ&A

第4講 運動制御と演奏
4.1 運動制御
4.2 感覚フィードバック
4.3 内部モデル
4.4 空間認知
4.5 認知制御
4.6 プランニング
4.7 メタ認知
第4講を終えてのQ&A

第5講 感情
5.1 感情とは
5.2 感情の脳部位
5.3 感情のコントロール
5.4 報酬
5.5 音楽による感情
5.6 音楽の効果
第5講を終えてのQ&A

第6講 共感
6.1 心の理論
6.2 社会脳
6.3 ミラーニューロン
6.4 心の痛み
6.5 共感
第6講を終えてのQ&A

第7講 情景
7.1 情景の構築
7.2 マインド・ワンダリング
7.3 メンタル・タイムトラベル
7.4 デフォルトモード・ネットワーク
7.5 審美性
7.6 音楽は脳でつくられる
7.7 失音楽症
第7講を終えてのQ&A

第8講 音楽家の脳
8.1 構造的な特徴
 8.1.1 心の目で見る
 8.1.2 音楽のシンタックス
 8.1.3 楽器の演奏
 8.1.4 演奏スキルのネットワーク
8.2 ネットワーク
8.3 絶対音感
8.4 音楽家のワーキングメモリー
8.5 音楽家の視覚
8.6 イメージ演奏実験
8.7 創造性
第8講を終えてのQ&A

引用・参考文献
講義の後で
索引

上記内容は本書刊行時のものです。