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施工管理学(改訂版) 友久 誠司(著/文) - コロナ社
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環境・都市システム系 教科書シリーズ 10

施工管理学(改訂版) (改訂版)

工業・工学
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発行:コロナ社
A5判
縦210mm 横148mm
240ページ
定価 2,900円+税
ISBN
978-4-339-05526-9   COPY
ISBN 13
9784339055269   COPY
ISBN 10h
4-339-05526-3   COPY
ISBN 10
4339055263   COPY
出版者記号
339   COPY
 
Cコード
C3351
専門 全集・双書 土木
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月30日
書店発売日
登録日
2021年4月12日
最終更新日
2021年4月12日
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紹介

【本書はどのような役に立つか】
「土木施工」とはどのような内容か?その答えを簡易に与えてくれるのがこの本です。
人間生活を支える社会基盤施設には、道路や鉄道、橋、トンネル、ダム、通信施設、上下水道など種々のものがあります。その施設を発案・調査・計画し、実際に品質を確認しながら建設する技術や方法の学問を「施工管理学」といいます。
わが国には建設会社が約50万社あります。それらには、技術者が数人の小さな会社から数万人の社員がいる大会社があり、他にも住民サービスのための官公庁、および設計などを手掛けるコンサルタントなど種々のものがあり、千差万別の工事を担っています。その業務のひとつである土木施工では、最新のAIやコンピュータを駆使した自動化・無人化や、遠隔操作の建設機械などを用いた各種の最新工法が用いられています。一方、地方の工事や、東南アジア・中近東などでのODAや青年海外協力隊など、日本が技術協力として行っている工事では昔からの工法も数多く採用されています。
以上述べたように、土木施工の分野は大変広い領域を含んでいます。最先端の技術も基礎的な原理・工法を基盤として成り立っており、複雑なプログラムもその理解なくして実践は不可能です。
土木技術者にとって、工法の選択や施工の順序、および建設機械や作業員の配置など、判断を迫られる機会が多くあります。その際、専門知識を豊富に持っていることは、より良い選択・判断が可能となり、品質の良い構造物を早く・安く・しかも安全に作ることができます。
本書はそれらの基礎として、建設やコンサルタントの技術者が身につけておかなければならない基礎的事項を学習するものであり、高専をはじめ大学・短大・高校の教育、およびこれから土木技術者を志す方に活用していただくことを念頭に執筆しています。また、本書は土木施工管理技術検定にも役立つ内容といえます。

【本書の特徴および内容】
本書は、土木工事を行う方法や手順などを記しており、調査・試験から各種の工法や技術および考え方などを、豊富な図表・写真やイラストを用いてわかりやすく解説しています。また、各章の演習問題では、それぞれの習熟度が確認できます。3人の著者はいずれも民間企業および教育機関を経験しており、実務経験も豊富です。
主な内容は、以下のとおりです。
1章では施工体系全般の説明と、施工に際してまず求められる環境関係の調査・試験・基準について詳述しています。
2章は近年の労働力不足や、生産性・品質向上の観点から進展が著しい建設機械の運営管理をはじめ、無人航空機(UAV)やAIなどの情報通信技術(ITC)を活用した無人化や自動化の要求が高い情報化施工について述べています。
3章から5章は、一般の多くの工事に関係深く汎用性の高い技術である土工・基礎工・コンクリート工について、一方、6章と7章では、特殊な専門性が要求されるトンネル工やダム工などの用語から工法などについて説明しています。
続く8章と9章では施工計画を立案する手順から種々の施工管理の手法を解説しています。

目次

1.総説
1.1 土木工事の特徴
1.2 施工体系
1.3 環境影響評価
1.4 設計,積算と入札
 1.4.1 設計書と仕様書
 1.4.2 積算
 1.4.3 入札
1.5 施工のための調査・試験
 1.5.1 地形・地質
 1.5.2 地盤調査
 1.5.3 ボーリング
 1.5.4 サンプリング
 1.5.5 原位置試験
1.6 環境保全のための調査・試験
1.7 工事用測量
演習問題

2.建設機械施工
2.1 建設機械の作業能力の算定
 2.1.1 ブルドーザーの作業能力
 2.1.2 ショベル系掘削機の作業能力
 2.1.3 ダンプトラックの作業能力
2.2 建設機械の運営と管理
 2.2.1 機械経費
 2.2.2 機械損料
 2.2.3 運転経費
 2.2.4 建設機械の所要台数
2.3 新しい建設機械施工技術
 2.3.1 情報化施工
 2.3.2 情報通信技術(ICT)の活用
 2.3.3 新しい施工に対応した建設機械と周辺技術
演習問題

3.土工
3.1 概説
 3.1.1 地盤材料の分類
 3.1.2 土工計画
 3.1.3 土量配分
3.2 掘削と運搬
 3.2.1 掘削方法と運搬方法
 3.2.2 切土
 3.2.3 土砂の掘削
 3.2.4 軟岩の掘削
 3.2.5 硬岩の掘削
3.3 盛土と締固め
 3.3.1 盛土
 3.3.2 締固めと品質管理
 3.3.3 締固め機械
3.4 浚渫と埋立て
3.5 法面の保護
演習問題

4.基礎工
4.1 概説
 4.1.1 地盤の破壊形式と支持力
 4.1.2 基礎工の種類
4.2 基礎工にかかわる共通事項
 4.2.1 土留め工
 4.2.2 ヒービングとボイリング
 4.2.3 排水工法
4.3 浅い基礎工法
 4.3.1 浅い基礎の種類と特徴
 4.3.2 浅い基礎の支持力
4.4 深い基礎工法
 4.4.1 既製杭基礎
 4.4.2 場所打ち杭基礎
 4.4.3 ケーソン基礎
 4.4.4 深い基礎の支持力
4.5 地中連続壁工法
4.6 地盤改良工法
 4.6.1 概説
 4.6.2 置換工法
 4.6.3 載荷重工法
 4.6.4 ドレーン工法
 4.6.5 締固め工法
 4.6.6 薬液注入工法
 4.6.7 セメント・石灰安定処理工法
 4.6.8 凍結工法
演習問題

5.コンクリート工
5.1 コンクリートの製造
 5.1.1 コンクリートに要求される品質
 5.1.2 計量および練混ぜ
 5.1.3 レディーミクストコンクリート
5.2 型枠・支保工
 5.2.1 型枠・支保工に作用する荷重
 5.2.2 型枠
 5.2.3 支保工
 5.2.4 型枠・支保工の取りはずし
5.3 コンクリートの施工
 5.3.1 運搬・打込み・締固め
 5.3.2 打継目
 5.3.3 養生
5.4 特別な配慮を要するコンクリート
 5.4.1 マスコンクリート
 5.4.2 流動化コンクリート
 5.4.3 暑中コンクリート
 5.4.4 寒中コンクリート
 5.4.5 水中コンクリート
 5.4.6 水密コンクリート
演習問題

6.トンネル工
6.1 概説
 6.1.1 トンネルの種類
 6.1.2 トンネルの調査
 6.1.3 トンネルの設計
6.2 掘削・ずり出し
 6.2.1 掘削
 6.2.2 ずり出し
6.3 支保工
6.4 覆工
6.5 特殊工法
 6.5.1 開削トンネル工法
 6.5.2 シールド工法
 6.5.3 沈埋工法
 6.5.4 推進工法
演習問題

7.ダム工
7.1 概説
 7.1.1 ダムの種類
 7.1.2 ダム建設にかかわる調査
7.2 準備工事
7.3 転流工事
7.4 基礎掘削と基礎処理
 7.4.1 基礎掘削
 7.4.2 基礎処理
7.5 コンクリートダムの施工
 7.5.1 ブロック工法
 7.5.2 RCD工法
演習問題

8.施工計画
8.1 施工計画の基本事項
 8.1.1 施工計画の目的
 8.1.2 施工計画の立案時の留意事項
8.2 施工計画の立案の手順とその内容
 8.2.1 事前調査
 8.2.2 施工技術計画
 8.2.3 仮設備計画
 8.2.4 調達計画
 8.2.5 管理計画
演習問題

9.施工管理
9.1 施工管理の概要
 9.1.1 施工管理の目的
 9.1.2 施工管理の組織
 9.1.3 4大管理
 9.1.4 施工管理のサイクル
9.2 工程管理
 9.2.1 工程管理の意義
 9.2.2 工程表の種類
9.3 品質管理
 9.3.1 品質管理の意義
 9.3.2 品質保証計画
 9.3.3 品質管理の方法
 9.3.4 統計的な品質管理手法
 9.3.5 抜取検査
9.4 原価管理
 9.4.1 原価管理の意義
 9.4.2 原価管理の手順
 9.4.3 コストダウン
9.5 安全衛生管理
 9.5.1 安全衛生管理の必要性
 9.5.2 労働災害の発生原因
 9.5.3 労働災害の表し方
 9.5.4 安全衛生管理活動
9.6 そのほかの管理
 9.6.1 労務管理
 9.6.2 環境保全のための管理
演習問題

引用・参考文献
演習問題解答
索引

旧版ISBN
9784339055108
上記内容は本書刊行時のものです。