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基礎からわかる 自動車エンジンのシミュレーション 金子 成彦(監修) - コロナ社
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基礎からわかる 自動車エンジンのシミュレーション (キソカラワカルジドウシャエンジンノシミュレーション)

工業・工学
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発行:コロナ社
A5判
縦210mm 横148mm
290ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-339-04660-1   COPY
ISBN 13
9784339046601   COPY
ISBN 10h
4-339-04660-4   COPY
ISBN 10
4339046604   COPY
出版者記号
339   COPY
Cコード
C3053  
3:専門 0:単行本 53:機械
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年7月
書店発売日
登録日
2019年5月24日
最終更新日
2019年6月24日
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紹介

本書では,自動車用ガソリンエンジンについて,これまで行われてきた代表的なモデルをまとめるとともに,最新のモデリング手法を解説する。また,自動車用エンジンシミュレーションコードHINOCAを用いた解析事例を紹介する。

★主要目次★
1. 序章
 1.1 高度化する自動車エンジン
 1.2 複雑化するエンジンシステム全体の開発プロセス
2. 熱・流動のモデリング
 2.1 序論
 2.2 理論
 2.3 HINOCAを使った計算事例
3. 燃料噴霧のモデリング
 3.1 概要
 3.2 理論
 3.3 HINOCAによる計算事例
4. 火花点火のモデリング
 4.1 放電の理論
 4.2 各種点火モデル
 4.3 放電経路を考慮した点火モデル
 4.4 超希薄燃焼での火炎核成長モデル
5. 火炎伝播モデル
 5.1 序論
 5.2 理論
 5.3 HINOCAによる計算事例
 5.4 ノックモデル
6. PMモデル
 6.1 概要
 6.2 理論
 6.3 計算例
7. 今後のモデリングの展望
 7.1 将来のシミュレーション像
 7.2 計算の高速化
 7.3 化学反応ソルバーの大規模化,高速化
 7.4 格子自動細分化1. 概要
 1.1 高度化する自動車エンジン
 1.2 複雑化するエンジンシステム全体の開発プロセス
2. 熱・流動のモデリング
 2.1 概要
 2.2 理論
 2.3 HINOCAによる計算事例
3. 燃料噴霧のモデリング
 3.1 概要
 3.2 理論
 3.3 HINOCAによる計算事例
4. 火花点火のモデリング
 4.1 放電の理論
 4.2 各種点火モデル
 4.3 放電経路を考慮した点火モデル
 4.4 超希薄燃焼での火炎核成長モデル
5. 火炎伝播モデル
 5.1 概要
 5.2 理論
 5.3 HINOCAによる計算事例
 5.4 ノックモデル
6. PMモデル
 6.1 概要
 6.2 理論
 6.3 計算例
7. 今後のモデリングの展望
 7.1 将来のシミュレーション像
 7.2 計算の高速化
 7.3 化学反応ソルバの大規模化,高速化
 7.4 格子自動細分化

目次

1. 概要
1.1 高度化する自動車エンジン
 1.1.1 排出ガス規制,燃費規制の状況
 1.1.2 パワートレインと今後の動向
 1.1.3 本書の扱う分野と目的
1.2 複雑化するエンジンシステム全体の開発プロセス
 1.2.1 自動車用エンジンの概要と燃焼技術
 1.2.2 企業のエンジン開発におけるCFDの役割
 1.2.3 1次元シミュレーション
 1.2.4 3次元シミュレーション
 1.2.5 ポート定常流計算
 1.2.6 シリンダ内流動計算
 1.2.7 燃料噴霧計算
 1.2.8 燃焼計算
 1.2.9 計算時間
 1.2.10 本章のまとめ
コラム1:数学から機械工学に入って

2. 熱・流動のモデリング
2.1 概要
2.2 理論
 2.2.1 圧縮性流体方程式
 2.2.2 乱流モデル
 2.2.3 境界埋込み法
 2.2.4 壁近傍の熱・流動モデル
 2.2.5 離散化手法
2.3 HINOCAによる計算事例
 2.3.1 定常ポート流
 2.3.2 モータリング(流動)
 2.3.3 モータリング(壁面熱流束)
コラム2:エンジン燃焼ソフトウェアKIVAシリーズについて

3. 燃料噴霧のモデリング
3.1 概要
3.2 理論
 3.2.1 離散液滴モデル
 3.2.2 液滴の運動
 3.2.3 燃料噴射初期条件(噴孔出口モデル)
 3.2.4 液滴分裂モデル
 3.2.5 液滴衝突・合体モデル
 3.2.6 液滴蒸発モデル
 3.2.7 壁面衝突モデル
 3.2.8 液膜流動モデル
 3.2.9 液膜伝熱モデルおよび液膜蒸発モデル
3.3 HINOCAによる計算事例
 3.3.1 自由噴霧
 3.3.2 壁面衝突噴霧
コラム3:ディーゼル噴霧モデル開発の思い出

4. 火花点火のモデリング
4.1 放電の理論
 4.1.1 放電経路の開始
 4.1.2 容量放電と誘導放電
 4.1.3 放電経路の伸長
 4.1.4 再放電
 4.1.5 電気回路
 4.1.6 火炎核
 4.1.7 最小点火エネルギー
4.2 各種点火モデル
 4.2.1 点火エネルギー供給モデル
 4.2.2 DPIKモデル
4.3 放電経路を考慮した点火モデル
 4.3.1 モデル式
 4.3.2 0次元計算による検証
 4.3.3 HINOCAによる点火モデルの計算事例
4.4 超希薄燃焼での火炎核成長モデル
 4.4.1 モデル式
 4.4.2 0次元モデルでの検証
コラム4:化学反応解析プログラムCHEMKINについて

5. 火炎伝播モデル
5.1 概要
5.2 理論
 5.2.1 G方程式モデル
 5.2.2 層流燃焼速度モデル
 5.2.3 乱流燃焼速度モデル
5.3 HINOCAによる計算事例
5.4 ノックモデル
 5.4.1 理論
コラム5:OpenFOAMによるエンジン燃焼計算

6. PMモデル
6.1 概要
6.2 理論
 6.2.1 すす粒子計算の基礎方程式
 6.2.2 モーメント法を用いた粒子計算
 6.2.3 既存モデル
6.3 計算例
 6.3.1 ガソリンサロゲート燃料を対象としたPM生成モデルの最適化
 6.3.2 HINOCAによるシリンダ内燃料液膜燃焼におけるPM生成の数値計算

7. 今後のモデリングの展望
7.1 将来のシミュレーション像
7.2 計算の高速化
7.3 化学反応ソルバの大規模化,高速化
7.4 格子自動細分化

引用・参考文献
索引

上記内容は本書刊行時のものです。