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出版者情報
パリの最後の夜
発行:国書刊行会
四六判
400ページ
定価
3,800 円+税
4,180 円(税込)
- 初版年月日
- 2025年3月31日
- 書店発売日
- 2025年4月8日
- 登録日
- 2025年3月6日
- 最終更新日
- 2025年3月6日
書評掲載情報
2025-05-24 |
毎日新聞
朝刊 評者: 鹿島茂(仏文学者) |
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紹介
『ナジャ』と並ぶ、
謎めいたファムファタル
1920年代の夜のパリ。謎の女ジョルジェットにいざなわれた語り手は、セーヌ河岸で犯罪を目撃する……。ジュルジェットはパリだ、パリの夜そのもの。幻想・神秘・偶然は、この娼婦のファムファタルの圏内でうごめく――
『ニック・カーター』を愛読していたスーポーが綴る犯罪小説は、読者を闇の迷宮へと誘う。『ナジャ』と比べて味わいたい、パリとパリの女の驚異を描いたシュルレアリスム小説。初訳短篇『オラス・ピルエルの旅』『ニック・カーターの死』を併録。読み応えある詳細解説111頁添え。
シュルレアリスム叢書[第1回配本]
★
〈シュルレアリスム叢書〉全5巻【四六判上製・筒函入】
20世紀最大のアヴァンギャルド、
次の100年へ――。
・A.ブルトン、P.スーポー、P.エリュアール『磁場・処女懐胎』中田健太郎 訳
・フィリップ・スーポー『パリの最後の夜』谷昌親 訳
・ロベール・デスノス『ワインが樽から抜かれたら……』谷昌親 訳
・ルネ・マグリット『目に見える詩――マグリット著作集』利根川由奈訳
・レオノーラ・キャリントン『石の扉――キャリントン中・短篇集』野中雅代 訳
目次
オラス・ピルエルの旅
ニック・カーターの死
パリの最後の夜
訳者解説「シュルレアリストであり小説家であるということ」谷 昌親
上記内容は本書刊行時のものです。