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花々の言葉
世界ではじめての花言葉辞典
- 初版年月日
- 2025年10月23日
- 書店発売日
- 2025年10月31日
- 登録日
- 2025年9月26日
- 最終更新日
- 2025年10月27日
書評掲載情報
| 2025-12-21 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮部みゆき(作家) |
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紹介
清新な物語とともに〈花言葉〉は萌え出した――
文学・歴史・博物学からひもとく花々のメッセージ。
季節ごとに花言葉とその由来を語る、
19世紀フランスの爆発的ベストセラー本邦初訳。
◇ ◇ ◇
1819年12月、パリのオード社より刊行された『花々の言葉』は瞬く間に評判となった。
語り手である「わたし」のエピソードを交えつつ、季節ごとの花言葉とその由来、博物学、神話、文学、植物学の知識が優美な筆致で語られる。巻末に付された「花言葉辞典」により、メッセージや詩句をあらわすための花植物を逆引きできる。15枚の繊細な植物画が、書物を可憐にいろどっている。19世紀フランスにおける花言葉ブームの最大の人気作品として版を重ね、ヨーロッパ諸国やアメリカに広く翻訳出版された。
ベストセラーでありながら、著者であるシャルロット・ド・ラトゥール夫人の正体は長年知られることがなかった。日本語版「訳者解説」では、花言葉流行当時のフランスの歴史文化状況に触れるとともに、『花々の言葉』成立にかかわる忘却されたひとびとの生涯を2世紀越しに露わにする。
◇ ◇ ◇
原書より再録した美麗な植物画の口絵付。
花名索引・人名索引を完備。
[本文より抜粋]
わたしが植物学者に願うのは、植物について書くとき、人文学的な発想と植物とを結びつけてほしいということだ。そうすれば、どの国民にも理解され、世界が続くかぎり生き続ける知識を集めた、一種の普遍的な事典が出来上がるだろう。〔…〕エジプトのピラミッドはいつの日か消え去り、スフィンクスのように砂漠の砂に埋もれてしまうかもしれない。一方、スイレンとアカンサスは、ナイル川のほとりでいつまでも咲き続けるだろう。
Le langage des fleurs par Mme Charlotte de Latour (1833 [1819])
装丁:アルビレオ
目次
巻頭資料(口絵)
訳者まえがき
凡例
❖花々の言葉
序文
春
三月: 野の草、芝草 ❊ シダレヤナギ ❊ マロニエ ❊ リラ ❊ アーモンドの木 ❊ ツルニチニチソウ ❊ チューリップ ❊ ミツガシワ
四月: サンザシ ❊ サクラソウ ❊ ミルトス ❊ アカンサス ❊ ウシノシタグサ ❊ ハリモクシュク ❊ スイカズラ ❊ ムラサキウマゴヤシ
五月: スズラン ❊ イボタノキ ❊ エリカ ❊ スイセン ❊ ボダイジュ ❊ イチゴ ❊ タイム ❊ ベニカノコソウ
夏
六月: バラについて ❊ バラ ❊ 一片のバラの花びら ❊ バラの冠 ❊ モスローズ ❊ 咲き誇るバラの花束 ❊ 白いバラと赤いバラ ❊ 草むらのなかのバラの木 ❊ バラをめぐる哲学のいろいろ
七月: ヨモギ ❊ ジャスミン ❊ カーネーション ❊ クマツヅラ ❊ ドクムギ ❊ ウスベニタチアオイ ❊ フクジュソウ ❊ ニセアカシア
八月: ユリ ❊ ストック ❊ コムギ ❊ キンセンカ ❊ レセダ ❊ チョウセンアサガオ ❊ アメリカノウゼンカズラ ❊ タンポポ
秋
九月: 花々 ❊ ワスレナグサ ❊ エゾギク ❊ チュベローズ ❊ サンシキヒルガオ ❊ キダチルリソウ ❊ ヒマワリ ❊ ニオイアラセイトウ
十月: セイヨウキヅタ ❊ ホウライシダ ❊ イヌサフラン ❊ チェリーローレル ❊ ニオイカントウ ❊ 赤いゼラニウム ❊ イトスギ ❊ オシロイバナ ❊ コナラ属
十一月: アマランサス ❊ パセリ ❊ セイヨウサンシュユ ❊ 一本のワラ/千切れたワラ
冬
十二月: 枯れ葉 ❊ コルムの木 ❊ セイヨウヤドリギ ❊ コケの茎 ❊ 花の冠
一月: 色彩の言語について ❊ イベリス ❊ トキワガマズミ ❊ ゲッケイジュ ❊ セイヨウヒイラギの一枝 ❊ セイヨウオニシバリ、ヨウシュジンチョウゲ ❊ スノードロップ ❊ アロエ ❊ セイヨウニンジンボク
二月: セイヨウネズ ❊ ヨーロッパイチイ ❊ ヒナギク ❊ ハシバミ ❊ スミレ
花で綴るメッセージ
一日の各時刻を象徴する古代のアトリビュート
❖花言葉辞典 それぞれの由来を添えて
訳者解説
訳者あとがき
花名索引
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。

