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水俣病事件を旅する 遠藤邦夫(著/文) - 国書刊行会
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書店員向け情報

水俣病事件を旅する MEMORIES OF AN ACTIVIST

社会一般
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発行:国書刊行会
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ24mm
重さ 390g
320ページ
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-336-07226-9   COPY
ISBN 13
9784336072269   COPY
ISBN 10h
4-336-07226-4   COPY
ISBN 10
4336072264   COPY
出版者記号
336   COPY
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年8月19日
書店発売日
登録日
2021年7月30日
最終更新日
2021年8月2日
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紹介

「水俣病」とは何だったのか。高度経済成長を続ける昭和30年代の日本に現れた影の部分。病状だけをとって正しく言えば「メチル水銀中毒症」であったことが今ではわかっている。なぜ「水俣病」という呼び名をもつことになったのか。「水俣病事件」として捉えなおすことで、地方都市水俣の状況、背景をとおして、当時の「日本」の様子が見えてくる。
「できる限り感情を排して事実に即して述べます……ただ事実と意見と主観的解釈を織り交ぜた物語を構成して、読者の誤読を意図的に導く方法は極力排します。水俣病事件の事実を拾い集めてそれを自分自身に照らし合せて、従来の水俣病事件に関わる見識を一つひとつ洗い直します」と著者がいうとおり、その立場からの見方は極力排されている。たまたま水俣にたどり着いた「通りすがりの旅行者」としての著者の目には、「未曽有の大事件」が曇りなく歪みなく映し出される。水俣病事件の「過ち」は過去の出来事ではなく、現代日本の陰画(ネガ)でもある。
本書は、現在の日本と過去の日本をつなぎ、「地方」「国」のありかたを問い、「水俣病事件」という負の遺産が、未来への知的財産となりうることを示す。

【目次】
 序  鎌田東二 京都大学名誉教授、上智大学特任教授
 まえがき
 プロローグ
第1章 長いまえおき
 発端
 課題整理
 自己紹介
第2章 水俣病センター相思社
 相思社設立から1989年まで
 甘夏事件
 第二期相思社の活動
(1) 概括
(2) 地元学と相思社の新しい活動の展開
(3) 水俣病事件資料データベース化
(4) 相思社と水俣住民の協働行為 産廃処分場建設反対運動
(5) 水俣病と水銀に関する水俣条約
 コラム インド訪問記
第3章 水俣病事件をどこから考えるのか
 文献による概要
  (1) 食品衛生法適用を巡る国のたくらみ
  (2) 水俣病患者家庭互助会の結
  (3) 有機水銀論の登場
  (4) 不知火海漁民闘争
  (5) 見舞金契約
  (6) まとめ
 問題解決の方法=認定制度と補償のねじれた仕組み
 素材としての水俣病
 水俣病事件 三つの道
第4章 水俣のこれから  
 今の水俣
 JNC・チッソのこと
 水俣病を伝える
  (1) はじめに
  (2) 5W1Hで「水俣病を伝える」ことを考える
  (3) 学ぶ意味
  (4) 伝える三つの方法の点検
  (5) 伝わっているのか?
  (6) 私たちの問題点
  (7) まとめ
 これからの水俣
 コラム 水俣の失敗を福島の高校生に伝える
 結論として「お金」「偏見差別」と「もやい直し」を解く
 エピローグ
 あとがき
 補遺 水俣病を図式化する

目次

 序  鎌田東二 京都大学名誉教授、上智大学特任教授
 まえがき
 プロローグ
第1章 長いまえおき
 発端
 課題整理
 自己紹介
第2章 水俣病センター相思社
 相思社設立から1989年まで
 甘夏事件
 第二期相思社の活動
(1) 概括
(2) 地元学と相思社の新しい活動の展開
(3) 水俣病事件資料データベース化
(4) 相思社と水俣住民の協働行為 産廃処分場建設反対運動
(5) 水俣病と水銀に関する水俣条約
 コラム インド訪問記
第3章 水俣病事件をどこから考えるのか
 文献による概要
  (1) 食品衛生法適用を巡る国のたくらみ
  (2) 水俣病患者家庭互助会の結
  (3) 有機水銀論の登場
  (4) 不知火海漁民闘争
  (5) 見舞金契約
  (6) まとめ
 問題解決の方法=認定制度と補償のねじれた仕組み
 素材としての水俣病
 水俣病事件 三つの道
第4章 水俣のこれから  
 今の水俣
 JNC・チッソのこと
 水俣病を伝える
  (1) はじめに
  (2) 5W1Hで「水俣病を伝える」ことを考える
  (3) 学ぶ意味
  (4) 伝える三つの方法の点検
  (5) 伝わっているのか?
  (6) 私たちの問題点
  (7) まとめ
 これからの水俣
 コラム 水俣の失敗を福島の高校生に伝える
 結論として「お金」「偏見差別」と「もやい直し」を解く
 エピローグ
 あとがき
 補遺 水俣病を図式化する

著者プロフィール

遠藤邦夫  (エンドウクニオ)  (著/文

水俣病センター相思社元常務理事。多くの職業を経たのち、1987年に自給自足型のフリースクール水俣生活学校(1992年閉校)で学び、水俣病センター相思社職員となる。2003年、相思社常務理事。2015年、理事。現在株式会社ミナコレ研究員。

上記内容は本書刊行時のものです。