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真理のことばの物語集 松村淳子(翻訳) - 国書刊行会
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真理のことばの物語集 (シンリノコトバノモノガタリシュウ) 巻次:第二巻 ダンマパダ・アッタヴァンナナー (ダンマパダアッタヴァンナナー)

哲学・宗教
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発行:国書刊行会
A5判
縦217mm 横158mm 厚さ28mm
重さ 615g
411ページ
定価 6,400円+税
ISBN
978-4-336-07074-6   COPY
ISBN 13
9784336070746   COPY
ISBN 10h
4-336-07074-1   COPY
ISBN 10
4336070741   COPY
出版者記号
336   COPY
Cコード
C3015  
3:専門 0:単行本 15:仏教
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月22日
書店発売日
登録日
2021年9月27日
最終更新日
2021年10月21日
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紹介

『ダンマパダ』第4章から第8章までの由来を物語る全62話

初期仏教最古の詩篇のひとつとされ、古来広く伝承されてきた『ダンマパダ(真理のことば)』。
そのパーリ語註釈書に説かれる、これらの詩句にまつわる物語を原典から全訳!

 ・サーキヤ族からパセーナディ王に嫁いだ妃の息子ヴィドゥーダバが母の氏族を滅ぼすに至る物語
 ・東園精舎の鹿母講堂を寄進したミガーラの母ヴィサーカーの生涯と前世の願を描いた物語
 ・人妻に横恋慕したパセーナディ王が真夜中に聞いた謎の声の意味とは
 ・死んだ幼子を蘇らせるため、ブッダが指示した秘薬を探し求めるキサー・ゴータミー
など、珠玉の筆致で語られる、時にウィットに富み時に心が洗われる物語の数々を、ご堪能あれ!

目次

第四章 花
 一 土地の話に熱中した五百人の比丘たちの物語
 二 蜃気楼について瞑想した長老の物語
 三 ヴィドゥーダバの物語
 四 夫のために供養する女の物語 
 五 物惜しみのコーシヤ長者の物語 
 六 アージーヴィカ教徒パーティカの物語 
 七 チャッタパーニ在家信者の物語 
 八 ヴィサーカーの物語(一)――ヴィサーカーの結婚、鹿母講堂寄進などの事績
 九 アーナンダ長老の質問の物語(一)――風に従っても逆らっても行く香りとは
 十 サッカがマハー・カッサパ長老に鉢食を与えた物語 
 十一 ゴーディカ長老が般涅槃に入った物語 
 十二 ガラハディンナの物語
 
第五章 愚か者
 一 ある男の物語――パセーナディ王と美しい妻をもつ貧しい男
 二 マハー・カッサパ長老と共住弟子の物語 
 三 アーナンダ長者の物語 
 四 巾着切りの物語 
 五 ウダーイン長老の物語 
 六 三十人のパーヴァー村出身の比丘たちの物語 
 七 癩病人のスッパブッダの物語 
 八 ある農夫の物語 
 九 花輪職人スマナの物語 
 十 ウッパラヴァンナー長老尼の物語(一)――比丘尼が森に住まなくなったわけ 
 十一 アージーヴィカ教徒ジャンブカの物語 
 十二 蛇餓鬼の物語 
 十三 六十鉄槌餓鬼の物語 
 十四 スダンマ長老の物語 
 十五 森林住のティッサ長老の物語

第六章 賢者
 一 ラーダ長老の物語 
 二 アッサジとプナッバスの仲間たちの物語
 三 チャンナ長老の物語 
 四 マハー・カッピナ長老の物語 
 五 パンディタ沙弥の物語 
 六 こびとのバッディヤ長老の物語(一)――阿羅漢は怒らない
 七 カーナーの母の物語 
 八 五百人の比丘たちの物語(一)
    ――雨安居のあいだ、飢えても耐え忍んだ比丘たち 
 九 ダンミカ長老の物語 
 十 聞法の物語 
 十一 五百人の客来比丘たちの物語 

第七章 阿羅漢
 一 ジーヴァカの質問の物語 
 二 マハー・カッサパ長老の物語(二)――執着を離れたマハー・カッサパ 
 三 ベーラッティシーサ長老の物語 
 四 アヌルッダ長老の物語 
 五 マハー・カッチャーヤナ長老の物語
 六 サーリプッタ長老の物語(一)――サーリプッタ長老に怨みを抱いた比丘 
 七 コーサンビー住のティッサ長老と沙弥の物語 
 八 サーリプッタ長老の物語(二)――ブッダの質問に答えたサーリプッタ 
 九 アカシアの森のレーヴァタ長老の物語 
 十 ある女の物語 

第八章 千
 一 処刑人タンバダーティカの物語 
 二 バーヒヤ・ダールチーリヤ長老の物語 
 三 クンダラケーシー長老尼の物語 
 四 損失について質問した婆羅門の物語 
 五 サーリプッタ長老の叔父の婆羅門の物語 
 六 サーリプッタ長老の甥の物語 
 七 サーリプッタ長老の友人の婆羅門の物語 
 八 長寿青年の物語 
 九 サンキッチャ沙弥の物語 
 十 カーヌ・コンダンニャ長老の物語 
 十一 サッパダーサ長老の物語 
 十二 パターチャーラー長老尼の物語 
 十三 キサー・ゴータミーの物語(一)――死んだ息子を救う薬をもとめた女
 十四 バフプッティカー長老尼の物語 

 註

著者プロフィール

松村淳子  (マツムラジュンコ)  (翻訳

1953年、静岡県静岡市生まれ。
東京大学文学部卒、同大学院人文科学研究科修士課程修了。
オーストラリア国立大学アジア学研究科修士課程修了。
ドイツ・ゲッティンゲン大学インド学仏教学専攻博士課程修了(Ph.D.)。
神戸国際大学教授、国際仏教大学大学院大学教授を経て、現在、東洋大学大学院非常勤講師。
著書に、The Rasavāhinī of Vedeha Thera(東方出版、1992)、訳書に『増支部経典第四巻 原始仏典III』(服部育郎氏と共訳、東京:春秋社、2018)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。