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出版者情報
女であるだけで
発行:国書刊行会
四六変型判
縦186mm
横138mm
厚さ23mm
重さ 370g
250ページ
定価
2,400円+税
- 初版年月日
- 2020年2月21日
- 書店発売日
- 2020年2月25日
- 登録日
- 2020年1月25日
- 最終更新日
- 2020年3月3日
書評掲載情報
2020-05-16 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 大前粟生(作家) |
2020-03-15 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
ある日、夫フロレンシオを誤って殺してしまったオノリーナ。なぜ、彼女は夫を殺す運命を辿ったのか?
オノリーナの恩赦を取り付けようと奔走する弁護士デリアとの面会で、オノリーナが語った数々の回想から浮かび上がったのは、14歳で身売りされ突然始まった夫との貧しい生活、夫からの絶え間ない暴力、先住民への差別といった、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった……
史上初のマヤ語先住民女性作家として国際的脚光を浴びるソル・ケー・モオによる、「社会的正義」をテーマに、ツォツィル族先住民女性の夫殺しと恩赦を、法廷劇的手法で描いた、《世界文学》志向の新しいラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
解説=フェリペ・エルナンデス・デ・ラ・クルス
上野千鶴子、木村榮一推薦!!
「「女であるだけで」味わう絶望と希望」 上野千鶴子(社会学者)
「われわれが失って久しい世界」 木村榮一(神戸市外国語大学名誉教授)
上記内容は本書刊行時のものです。