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女であるだけで ソル・ケー・モオ(著/文) - 国書刊行会
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女であるだけで (オンナデアルダケデ)

文芸
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発行:国書刊行会
四六変型判
縦186mm 横138mm 厚さ23mm
重さ 370g
250ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-336-06565-0   COPY
ISBN 13
9784336065650   COPY
ISBN 10h
4-336-06565-9   COPY
ISBN 10
4336065659   COPY
出版者記号
336   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年2月21日
書店発売日
登録日
2020年1月25日
最終更新日
2020年3月3日
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書評掲載情報

2020-05-16 日本経済新聞  朝刊
評者: 大前粟生(作家)
2020-03-15 毎日新聞  朝刊
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紹介

ある日、夫フロレンシオを誤って殺してしまったオノリーナ。なぜ、彼女は夫を殺す運命を辿ったのか?

オノリーナの恩赦を取り付けようと奔走する弁護士デリアとの面会で、オノリーナが語った数々の回想から浮かび上がったのは、14歳で身売りされ突然始まった夫との貧しい生活、夫からの絶え間ない暴力、先住民への差別といった、おそろしく理不尽で困難な事実の数々だった……

史上初のマヤ語先住民女性作家として国際的脚光を浴びるソル・ケー・モオによる、「社会的正義」をテーマに、ツォツィル族先住民女性の夫殺しと恩赦を、法廷劇的手法で描いた、《世界文学》志向の新しいラテンアメリカ文学×フェミニズム小説。
解説=フェリペ・エルナンデス・デ・ラ・クルス


上野千鶴子、木村榮一推薦!!
「「女であるだけで」味わう絶望と希望」 上野千鶴子(社会学者)
「われわれが失って久しい世界」 木村榮一(神戸市外国語大学名誉教授)

著者プロフィール

ソル・ケー・モオ  (ソルケーモオ)  (著/文

小説家、通訳者。1974年、メキシコ合衆国ユカタン州カロットムル村に生まれる。ユカタン自治大学教育学部卒業後、メキシコ文化芸術基金(FONCA)のスカラシップを得て文学の勉強を始める。2012年には法学部に入り直し、人権に関する知識を養う。2018年に法学修士号を取得。主な小説に『テヤ、女の気持ち』(2008年)、『女であるだけで』(2015年、ネサワルコトヨル賞)、『太鼓の響き』(2011年)、『グデリア・フロール、死の夢』(2019年)など、また詩集には『ヴァギナの襞に書いた詩』(2014年)、『処女膜の嘆き』(2018年)、『神々の交接』(2019年)がある。2019年に『失われし足跡』(未刊)で南北アメリカ先住民文学賞を受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。