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出版者情報
カーペンターズ・ゴシック
発行:国書刊行会
四六変型判
縦196mm
横141mm
厚さ27mm
重さ 454g
380ページ
定価
2,800円+税
- 初版年月日
- 2019年9月25日
- 書店発売日
- 2019年9月25日
- 登録日
- 2019年8月26日
- 最終更新日
- 2019年9月18日
紹介
超高密度文体で紡がれる黙示録的ゴシック・サスペンス!
全米図書賞&日本翻訳大賞受賞作『JR』の作家ギャディスによる、一軒の古いゴシック式洋館を舞台に繰り広げられる、世界的陰謀と底無しの悪意が渦巻く狂騒劇――
*
今は亡き大鉱山主の娘エリザベス・ブースは、ハドソン河畔にある古いカーペンター・ゴシック様式の屋敷に、夫ポールと暮らしていた。
山師気質で粗暴なポールは、メディアコンサルタントとしての成功を目論見、いくつもの胡散臭い事業の立ち上げを画策し動き回っている。
ひっきりなしに屋敷にかかってくるいくつもの電話、そして訪ねてくる怪しい男たち。
彼らが交わす錯綜した会話の断片からは、CIA、FBI、放送局、種子販売会社、鉱山開発会社などの影が垣間見え、やがて巨大利権をめぐる遠大な世界的陰謀へと話は広がり、エリザベス自身もそこで起こる事件へと巻き込まれていく……
全米図書賞受賞『JR』の作家ギャディスによる、一軒の屋敷を舞台に繰り広げられる、超絶技巧×超高密度文体のゴシック・サスペンス&黙示録的狂騒会話劇。
(1985年作)
目次
カーペンターズ・ゴシック
旧版訳者あとがき
新版にあたって
上記内容は本書刊行時のものです。