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出版者情報
ひとまずがんの治療を終えたあなたへ
- 書店発売日
- 2015年7月27日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
イギリス「ベスト・ヘルスケア・ブック賞」受賞作
この本ができること:
この本では、がんを経験したことによって起こりうる、様々な感情に対処する手助けをします。不安、疲労、怒り、うつなどに対処するための、簡単で実用的な方法を紹介します。これらの感情は、がんの治療を終えてからの生活に順応していく際、足かせになる可能性があるからです。・・・・・・しかし、がんのあとにやってくるつらい気持ちを理解し、それらを探り、それらに対処していく方法は身につけることができます。
これは誰のための本か:
この本は、治療を終えたのが数日前、数ヶ月前、あるいは何年も前であったとしても、また、がんを経験したどんな人にとっても、有用なものです。なんとなく気持ちが重いという人にも、自分を完全に見失っているような人にも役立つと思います。がんを経験した人の家族や友人も、この本から得られるものがあります。・・・・・・あなたとがんを経験した本人が共に直面していることを理解し、対処あるいは支援する方法を提供します。がん治療終了後の人々によくみられる心理的な問題(不安〈再発への不安を含む〉、落ち込み、自尊心の欠如、身体的変化への適応、疲労、怒り、睡眠障害、家族との関係)に、対処する具体的な方法について述べている。本書全体を通じて、患者の立場に立った暖かい視点で書かれており、普段の生活に戻ることを期待され、また自分でも期待してきた人々にとって、大きな助けになる具体例や対処法が丁寧に述べられている。また、治療終了後の人をサポートする家族への心理的アドバイスも各章の終わりに含まれており、治療終了後の人のみならず、ケアする人達にとても役に立つ内容である。(「はじめに」より)
目次
第1章 不安
第2章 うつと気分の落ち込み
第3章 怒り
第4章 自尊心と自分の体のイメージ
第5章 周りの人との関係、パートナーとの関係とセックス
第6章 疲労
第7章 睡眠
第8章 リラックス
上記内容は本書刊行時のものです。