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生と死 シャルル・ボネ(著/文) - 国書刊行会
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十八世紀叢書

生と死 生命という宇宙

発行:国書刊行会
A5判
縦225mm 横162mm 厚さ44mm
重さ 920g
522ページ
定価 12,000円+税
ISBN
9784336039170
Cコード
C0340
一般 全集・双書 自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月15日
書店発売日
登録日
2020年7月30日
最終更新日
2020年9月12日
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紹介

行動を構成する身体の仕組みを明らかにし、行動を精緻に観察することによって心の働き、ひいては人間の生のあり方を解明せんとした『心理学試論』、実験と理論、観察生理学と推論生理学との統合により、生理学を新たな次元へと昇華させた『生と死の生理学研究』を収録。『百科全書』からの項目「死」「生」「生・寿命」を付す。

責任編集=中川久定・村上陽一郎

【収録内容】
心理学試論(シャルル・ボネ)
生と死の生理学研究(マリー・フランソワ・グザヴィエ・ビシャ)
『百科全書』項目――死 生 生・寿命

ボネ『心理学試論』(沢﨑壮宏 飯野和夫)
グザヴィエ・ビシャと『生と死の生理学研究』の歴史的在処(小松美彦)
『百科全書』項目――ふたつの「生」とひとつの「死」について(川島慶子)

目次

心理学試論(シャルル・ボネ)
生と死の生理学研究(マリー・フランソワ・グザヴィエ・ビシャ)
『百科全書』項目――死 生 生・寿命

ボネ『心理学試論』(沢﨑壮宏 飯野和夫)
グザヴィエ・ビシャと『生と死の生理学研究』の歴史的在処(小松美彦)
『百科全書』項目――ふたつの「生」とひとつの「死」について(川島慶子)

著者プロフィール

シャルル・ボネ  (シャルルボネ)  (著/文

1720年、ジュネーヴ共和国の名家に生まれる。博物学者として知られたが、後、哲学に転向。以降、続々と哲学的著作を刊行、啓蒙の世紀、実験科学の旗振り役として西欧中の科学者(自然哲学者)の間で幅広く尊敬を集めた。主な著作に、『心理学試論』(1754)、『魂の諸能力に関する分析試論』(1760)、『自然の観照』(1764)などがある。今日では、「シャルル・ボネ症候群」という医学用語によってその名を知られることが多い。

マリー・フランソワ・グザヴィエ・ビシャ  (マリーフランソワグザヴィエビシャ)  (著/文

1771年、ジュラ県トワレットで生まれる。94年、パリのオテル・デュの筆頭外科医ドソーの助手となる。97年、セーヌ川左岸で私的な解剖学の講座を開始、多数の学生を集め、パリ医科大学のそれに比肩する活況を呈した。1799年からの4年間で、『生と死の生理学研究』(1800)、『生理学と医学に応用した一般解剖学』全4巻(1801)ほか、4種の大著を次々と刊行し、1801年にはリジュー学院に職を得たが、翌1802年に30歳の若さで早世した。

飯野和夫  (イイノカズオ)  (翻訳

1951年生まれ。パリ第一大学大学院哲学研究系博士課程修了。博士(哲学史)。名古屋大学名誉教授。専攻近現代フランス思想、とりわけコンディヤック、ボネらの感覚論哲学。
主要訳書――『啓蒙の地下文書Ⅱ』(法政大学出版局、2011、共訳)、ジャック・デリダ『たわいなさの考古学――コンディヤックを読む』(人文書院、2006)、ジャック・ベールシュトルド他編『十八世紀の恐怖』(法政大学出版局、2003、共訳)。

沢﨑壮宏  (サワザキタケヒロ)  (翻訳

1971年生まれ。京都大学大学院文学研究科哲学専修博士課程修了。博士(文学)。追手門学院大学基盤教育機構非常勤講師。専攻哲学史(フランス古典期・啓蒙期)。
主要論文――「デカルトの感覚知覚論――いわゆる「2次性質」あるいは「感覚的表象」について」(『フランス思想・哲学研究』第16号、日仏哲学会、2011)、「ガッサンディの「現象主義」、あるいは、知覚の相対性の克服」(関西哲学会年報『アルケー2013』第21号、2013)、「有機組織体という機械――ラ・メトリにおける偶然」(『フランス哲学・思想研究』第21号、2016)。

小松美彦  (コマツヨシヒコ)  (翻訳

1955年生まれ。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論博士課程単位取得退学。博士(学術)。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻科学史・科学論、生命倫理学、死生学。
主要著書・訳書――『死は共鳴する――脳死・臓器移植の深みへ』(勁草書房、1996)、『生権力の歴史――脳死・尊厳死・人間の尊厳をめぐって』(青土社、2012)、クロード・ベルナール『動植物に共通する生命現象』(長野敬編『科学の名著第Ⅱ期9 ベルナール』所収、朝日出版社、1989、共訳)。

金子章予  (カネコアキヨ)  (翻訳

東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。西武文理大学教授。専攻教育哲学(教養教育、大学教育)。
主要論文――「「学士」という学位を持つことの意味」(『リメディアル教育研究』第7巻第1号、リメディアル教育学会、2012)、「知識構成型ジグソー法の本質あるいは今日的意義」(西武文理大学サービス経営学部『研究紀要』第28号、2016)、「『美育書簡』の3つのアポリアの読解――『美育書簡』そのものへ帰る、一つの「素朴にすぎる」試み――」(西武文理大学サービス経営学部『研究紀要』第32号、2018)。

川島慶子  (カワシマケイコ)  (翻訳

1959年生まれ。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論博士課程単位取得退学。名古屋工業大学工学研究科教授。専攻科学史。
主要著書――『エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジエ――18世紀フランスのジェンダーと科学』(東京大学出版会、2010、女性史青山なを賞受賞)、Émilie du Châtelet et Marie-Anne Lavoisier, Science et genre au XVIII siècle (Paris, Honoré Champion, 2013)、『マリー・キュリーの挑戦』(トランスビュー、2010、改訂版2016)。

上記内容は本書刊行時のものです。