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出版者情報
中央本線、全線開通!
誘致攻防・難関工事で拓いた、東京~名古屋間
発行:交通新聞社
新書判
240ページ
定価
800円+税
- 初版年月日
- 2019年3月1日
- 書店発売日
- 2019年2月15日
- 登録日
- 2018年12月20日
- 最終更新日
- 2019年2月15日
紹介
1889年、中央線の前身である「甲武鉄道」が、新宿~立川間で開業。
それから22年後、本州中央部を抜け東京(飯田町)~名古屋間をつなぐ、
中央本線が開業した。全通に至るまでは、
駅や経由ルートで激しい誘致攻防が繰り広げられた。
また、笹子トンネルや川の流れる谷あいを渡る事業など、
工事は難関続きであった。本書は、こうした全線開業に至る紆余曲折を、
事実に基づき綴っていく中央本線誕生の史話となる。
目次
序章 400キロを20時間かけて直通 明治の鉄道技術を駆使して竣工
第1章 中山道敷設は中止して東海道へ ルート未定のままで中央線計画
第2章 中央線の産声は私鉄の甲武鉄道 国有後に延伸し東京駅が起点へ
第3章 起点は八王子と御殿場で競う わが国最長の笹子隧道を掘削
第4章 政治・現金・人脈などを総動員 木曽VS伊那間の誘致闘争に決着
第5章 隧道掘る直通案を迂回案に変更 辰野駅は設置場所や駅名で混乱
第6章 木曽川に日本最長橋梁を架橋 名古屋乗り入れ路線でも波乱
第7章 宮ノ越~木曽福島間で全通 名古屋で盛大に開通祝賀会
上記内容は本書刊行時のものです。