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他者の自伝 : ポストコロニアル文学を読む
発行:研究社
縦200mm
355ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年12月
- 登録日
- 2016年3月18日
- 最終更新日
- 2016年3月18日
紹介
ラシュディ事件、9.11テロ以降のポストコロニアル文学最前線。ラシュディ、クッツェー、ナイポール、サイード、スピヴァクなどの大家から、アミト・チョードリ、ヤスミン・アリバイ=ブラウン、ジャミーラ・シディキ、ゼイディ・スミス、デイヴィッド・ダビディーン、サラ・スレーリといった新鋭まで、英語圏のポストコロニアル文学・批評を、「自伝」をキーワードにして精細に読み解く。
目次
序 「他者の自伝」を読む
第1章 ポストコロニアル文学を読む(フライデイの失われた舌を求めて
「読むこと」の倫理)
第2章 『悪魔の詩』とその後(『悪魔の詩』とラシュディ事件
「見えない男」の弁明
雑種性と女)
第3章 旅する「わたし」(コンラッド・アタヴィズム
ナイポールのイスラム紀行
ダビディーンと「到着の謎」)
第4章 他者の自伝(自伝と批評
サイードと自伝)
第5章 クッツェーの(反)告白(「わたし」語りを超えて
講演者エリザベス・コステロ
『恥辱』を読む)
上記内容は本書刊行時のものです。