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日本語が英語と出会うとき
日本語と英和・和英辞書の百五十年
発行:研究社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ17mm
重さ 345g
300ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2019年5月31日
- 書店発売日
- 2019年5月20日
- 登録日
- 2019年4月18日
- 最終更新日
- 2019年5月16日
紹介
その時、日本語に何が起きたのか
英語辞書にある「日本語」に注目し、明治期からの日本語百五十年の歴史について考察する。
明治以降の日本語の変化を考えるには、明治・大正期に編纂された英和・和英辞書の影響は見過ごせない。当時の英語辞書がどのような工夫をして作られ、その一方で、それらの英語辞書がどのような日本語を使って記述されているのか。そもそも、幕末から明治にかけての日本語の形が定まらない時代に、英和・和英辞書の見出し語はどのように作られたのか。その後、見出し語や語釈(語の解釈)はどのように変わっていったのか。日本語が今ある形になるまでの紆余曲折を、英語辞書の成立と発展を概観しながら、立体的に描き出す。図版多数掲載。
目次
はじめに
第一章 最初の官版英和辞書
第二章 西欧で出版された辞書
第三章 日本の辞書とのハイブリッド
第四章 ヘボン『和英語林集成』
第五章 英華辞書から英和辞書をつくる
第六章 英和辞書の発展
第七章 和英辞書の日本語
第八章 『言海』を編んだ大槻文彦の『英和大字典』
第九章 大正期の英和・和英辞書と日本語
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。