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パンと野いちご 山崎 佳代子(著/文) - 勁草書房
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パンと野いちご 戦下のセルビア、食物の記憶

発行:勁草書房
四六判
320ページ
定価 3,200円+税
ISBN
9784326851942
Cコード
C1098
教養 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年4月3日
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書評掲載情報

2018-07-21 朝日新聞  朝刊
評者: 都甲幸治(早稲田大学教授・アメリカ文学)
2018-07-07 日本経済新聞  朝刊
評者: 平松洋子(エッセイスト)
2018-05-13 読売新聞  朝刊

紹介

戦時下で、難民状況の中で、人びとは何を食べていたのか。セルビアに住む著者が友から聞きとった食べ物と戦争の記憶。レシピつき。

目次

はじめに
 小さな歴史手帖 語りの声に耳をすますまえに
 ジェネリカの青い実

Ⅰ 第二次世界大戦の子供たち
 パンの話─ユディッタ・ティモティエビッチ
 僕はスマートだった─ゴイコ・スボティッチ
 トランク一つの旅─アレクサンドラ=セーカ・ミトロビッチ
 橋と子供─ラドミラ

Ⅱ 料理とは、甦りのこと
 ジャガイモと薬─ドラゴスラバ・ラタイ
 母の手紙─ブラード・オバド
 魚と野獣─ダルコ・ラドゥーロビッチ
 パンと牛乳─リュビツァ・ミリチェビッチ

Ⅲ 嵐の記憶
 私は市場に─ゴルダナ・ボギーチェビッチ
 僕は元気だ─スラビツァ・ブルダシュ
 小鳥が木の実をついばむように─ゴルダナ=ゴガ・ケツマノビッチ
 マルメロとイラクサ─ベリスラブ・ブラゴエビッチ

Ⅳ 馬の涙 コソボ・メトヒヤの女声たち
 五月のある晴れた日に
 小さな家、大きな食卓─ドゥシカ・ヤーショビッチ
 火酒とピストル─ラトカ
 逃げていく日─ミーラ、リーリャ、ビリャナ、ドゥシカ
 赤く染めた卵─スターナ
 雨、雨、雨だった─ふたたび、リーリャ
 パンを焼く、生きていく─スラビツァ
 魂の香り─コソボ・メトヒヤの女声たち
 人生でいちばん大切なこと─ふたたびコソボ・メトヒヤの女声たち
 右の手、左の手─ミルカ、スラビツァ、スネジャナ

Ⅴ 野いちごの森へ
 梨と猫
 時刻表にない列車─ソフィア・ヤクシッチ
 山羊と子供─ペタル・マラビッチ
 チーズとジャガイモ─デサンカ・ラブナイッチ
 見えないパン─ナランチャ・マラビッチ
 朝の牛乳─スミリャ・エデル
 ああ、あの子たち─イェレナ・スタルツ=ヤンチッチ
 手紙を書いてくれ─シェキッチ村ピオニールの少年たち
 パルチザン第七病院─ペタル・ラドイチッチ
 大きな胡桃の木の下で─ミルカ・ラドゥーロビッチ
 花と爆弾─スルジャン・ブケリッチ
 サンドイッチと空き瓶─ジュルジッツァ・オストイッチ
 雪と少年─シーモ・トミッチ

Ⅵ 飢餓ゆえの戦争、戦争ゆえの飢餓
 小さなパン─バネ・カラノビッチ
 鳩と白い花─ドラガナ・ゴレタ
 食べ物という喜び─ベドラ・アルシッチ

Ⅶ 小さな料理手帖
 グーラッシュ
 玉ねぎしきつめ肉団子
 イラクサのスープ
 肉詰めパプリカ
 ジャガイモ詰めパプリカ
 豆スープ
 肉のサルマ
 セルビア・サラダ
 バニラ・クッキー
 マーブル戦争ケーキ
 ラミザ風ユーロクリーム
 セルビア料理の道具

結びにかえて 旅は終わらない

著者プロフィール

山崎 佳代子  (ヤマサキ カヨコ)  (著/文

山崎佳代子(ベオグラード大学教授・詩人・翻訳者)

上記内容は本書刊行時のものです。