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出版者情報
福祉の人間学 : 開かれた自律をめざして
発行:勁草書房
縦190mm
293, 7ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年2月
- 登録日
- 2016年3月10日
- 最終更新日
- 2016年3月10日
紹介
病気・障害、貧困、加齢、地域コミュニティ、家族関係、労働-現代における人間の問題を共に研究する幾多の分野との開かれた討論への可能性を示す。
目次
序章 「個の自立」をどう考えるか
第1章 喪われた自律の回復-現代病としてのアルコール依存に対する援助の考察
第2章 個人の自律の条件と家族・近隣社会の変容-トニ・モリスン『ビラヴィド』を例にして
第3章 高齢者役割をどう規定するか-パーソンズの提案を中心として
第4章 労働における尊厳の回復-シモーヌ・ヴェイユの労働・企業・社会改革構想
第5章 日本的経営・雇用慣行の動揺と雇用・労働の将来-企業内雇用システムへの市場メカニズムの導入と職業的「自律」
第6章 セーフティネットの社会福祉学-生活保護制度改革の課題
第7章 保健・医療・福祉とつなぐ地域づくり-内発的発展による地域の自立と協存
終章 閉じられた「自立」から開かれた「自律」へ-時代に応え得る個人像を模索して
上記内容は本書刊行時のものです。