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アマルティア・セン回顧録 上 アマルティア・セン(著/文) - 勁草書房
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アマルティア・セン回顧録 上 (アマルティアセンカイコロクジョウ) インドでの経験と経済学への目覚め (インドデノケイケントケイザイガクヘノメザメ)

社会科学
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発行:勁草書房
四六判
292ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-326-55089-0   COPY
ISBN 13
9784326550890   COPY
ISBN 10h
4-326-55089-9   COPY
ISBN 10
4326550899   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C3033  
3:専門 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年11月15日
最終更新日
2022年12月17日
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書評掲載情報

2023-03-18 日本経済新聞  朝刊
評者: 根井雅弘(京都大学教授)
2023-03-04 朝日新聞  朝刊
評者: 神林龍(一橋大学教授・労働経済学)
2023-02-26 読売新聞  朝刊
評者: 牧野邦昭(慶應義塾大学教授・経済学者)
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紹介

最高の知性はいかに生まれたのか? ベンガル大飢饉や激しい宗教対立など、原点となる少年時代の体験から経済学に出会うまでを語る。

1933年、ダッカに生れたアマルティアは、タゴールが創設した学校で学び、ベンガル大飢饉を目の当たりにし、ムスリムとヒンドゥーの過酷な宗教対立に衝撃を受ける。後にノーベル経済学賞を受賞する少年は、イギリスから独立していく激動のインドで何を感じたのか? 経済学に目覚めるまでを独特のユーモアを交えて振り返る。
【原著】Amartya Sen, Home in the World: A Memoir(Penguin Press, 2021)

目次

謝  辞
サンスクリットの言葉の綴りに関する注記
はじめに

第Ⅰ部
 第1章 ダッカとマンダレー
 第2章 ベンガルの川
 第3章 壁のない学校
 第4章 祖父母とともに
 第5章 議論の世界
 第6章 過去の存在

第Ⅱ部
 第7章 最後のベンガル飢饉
 第8章 バングラデシュの構想とベンガル
 第9章 抵抗と分断
 第10章 イギリスとインド

第Ⅲ部
 第11章 カルカッタの都会生活
 第12章 カレッジ・ストリート

原注
著者・訳者紹介

著者プロフィール

アマルティア・セン  (アマルティア セン)  (著/文

アマルティア・セン(Amartya Sen) ハーヴァード大学経済学・哲学教授。1998年にノーベル経済学賞を受賞。1998年から2004年までケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長(マスター)を務めた。『自由と経済開発』(日本経済新聞社)、『議論好きなインド人』(明石書店)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房)、『正義のアイデア』(明石書店)などの著書は高く評価されており、40カ国語以上に翻訳されている。2012年にアメリカのオバマ大統領より国家人文学勲章が授与され、2020年にはドイツのシュタインマイヤー大統領よりドイツ書籍協会平和賞を受賞した。

東郷 えりか  (トウゴウ エリカ)  (翻訳

東郷えりか(とうごうえりか) 上智大学外国語学部フランス語学科卒業。本書以外のアマルティア・センの訳書として『人間の安全保障』(集英社)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房)がある。ほかに、ルイス・ダートネル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』(河出書房新社)、グレタ・トゥーンベリ編著『気候変動と環境危機──いま私たちにできること』(河出書房新社)、トリストラム・ハント『エンゲルス──マルクスに将軍と呼ばれた男』(筑摩書房)など訳書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。