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出版者情報
新版 マクロ経済学
新版
- 初版年月日
- 2009年10月
- 書店発売日
- 2009年10月30日
- 登録日
- 2017年5月17日
- 最終更新日
- 2017年5月17日
紹介
グローバル化、少子・高齢化等の現状に即し書き直されたまったく新しいテキスト。練習問題・文献解題・コラムも充実。
1999年に刊行された旧版を現状に適応できるように大幅に改訂。大きな変更点としては、「マクロ経済のデータ」、「労働市場」の章を新設、旧第14章と旧第15章を併せて1章とし「マクロ経済学の課題」とした。また、現在の大学生の学力に対応できるよう内容を理解しやすいようにした。
目次
はしがき
記号表
第1章 資本主義経済の基礎
この章で学ぶこと
1. 1 人間と自然
1. 2 市場経済
1. 3 資本と労働
この章のまとめ
練習問題
第2章 マクロ経済のデータ
この章で学ぶこと
2. 1 経済成長率
2. 2 インフレ率
2. 3 高齢化
2. 4 就業状況
2. 5 政府債務残高
2. 6 対外直接投資
この章のまとめ
補論 対前年増加率
練習問題
コラム 経済成長率の「ゲタ」
第3章 経済循環と国民所得
この章で学ぶこと
3. 1 身近な経済活動と総生産
3. 2 産業連関表と国民経済計算の三面等価
3. 3 GDP とNDP,GDI
3. 4 名目値と実質値
この章のまとめ
練習問題
コラム 豊かさの指標としてのGDP
第4章 財・サービスの生産と雇用
この章で学ぶこと
4. 1 資本主義と失業
4. 2 労働需要と労働供給
4. 3 労働市場と財・サービス市場
4. 4 市場メカニズムと失業の持続
4. 5 セー法則
4. 6 交換方程式
この章のまとめ
練習問題
コラム 貨幣賃金率・実質賃金率・分配率
第5章 消費需要の決定
この章で学ぶこと
5. 1 ケインズ型消費関数
5. 2 過去の経験と消費
5. 3 生涯にわたる消費計画
5. 4 消費主体の最適選択行動
5. 5 所得分配と消費
5. 6 なぜ貯蓄するのか
この章のまとめ
練習問題
コラム 日本の消費率
第6章 投資需要の決定
この章で学ぶこと
6. 1 投資の種類とその動き
6. 2 長期期待と投資決定
6. 3 加速度原理型の投資関数
6. 4 利潤最大化行動と投資
6. 5 利潤と投資
6. 6 実現利潤の大きさと投資
この章のまとめ
練習問題
コラム 倒産
第7章 貨幣の供給
この章で学ぶこと
7. 1 現代日本の貨幣
7. 2 貨幣の機能
7. 3 貨幣制度
7. 4 決済の仕組み
7. 5 貨幣(信用)創造
7. 6 銀行の行動
7. 7 金融政策
この章のまとめ
練習問題
コラム 電子マネーの普及
第8章 金融市場と利子率
この章で学ぶこと
8. 1 貨幣経済化の進展
8. 2 制度部門別資金過不足
8. 3 資金循環表
8. 4 利子率の連動
8. 5 債券価格と利子率
8. 6 貨幣需要
この章のまとめ
練習問題
コラム ヘッジファンドと証券化
第9章 IS・LM 分析
この章で学ぶこと
9. 1 財市場の均衡と投資乗数
9. 2 財市場の需給均衡:IS 曲線
9. 3 貨幣市場の需給均衡:LM 曲線
9. 4 均衡国民所得の決定
9. 5 基礎消費,独立投資の変化
9. 6 キャッシュレス経済への移行
この章のまとめ
補論 均衡の安定性
練習問題
コラム 政策金利
第10章 物価と総需要,総供給
この章で学ぶこと
10. 1 総需要と物価
10. 2 総供給と物価
10. 3 均衡国民所得の決定
10. 4 貨幣賃金率の変化
10. 5 マークアップ率の変化
10. 6 需要ショックと供給ショック
10. 7 総需要曲線と総供給曲線の傾き
この章のまとめ
練習問題
第11章 金融政策と財政政策
この章で学ぶこと
11. 1 金融政策の効果
11. 2 流動性の罠
11. 3 投資の利子弾力性
11. 4 財政政策の効果
11. 5 財政政策と財源
11. 6 政策と物価
11. 7 貨幣数量説とフィリップス曲線
11. 8 財政政策の限界
11. 9 財政政策と利潤率
この章のまとめ
練習問題
コラム 年金制度の持続性
第12章 労働市場
この章で学ぶこと
12. 1 労働供給
12. 2 労働需要
12. 3 貨幣賃金率の決定と失業
12. 4 労働組合の存在と効率賃金仮説
12. 5 非正規雇用
この章のまとめ
練習問題
コラム 非正規労働者の満足度
第13章 国際収支と為替レート
この章で学ぶこと
13. 1 貿易依存度
13. 2 国内生産物の需給一致と実現利潤率
13. 3 交易条件
13. 4 マーシャル= ラーナーの条件とJ カーブ効果
13. 5 国際収支
13. 6 国際通貨制度
13. 7 金利裁定と購買力平価
この章のまとめ
補論 マーシャル= ラーナー条件
練習問題
コラム アメリカの地位
第14 章 国際マクロ経済政策
この章で学ぶこと
14. 1 マンデル= フレミングモデル
14. 2 開放経済のもとでの所得決定
14. 3 国際マクロ経済政策
14. 4 マンデル= フレミングモデルの修正
この章のまとめ
練習問題
コラム 円キャリートレード
第15 章 景気循環
この章で学ぶこと
15. 1 景気循環の実際
15. 2 成長経路の不安定性
15. 3 循環を生み出す1 つのメカニズム
この章のまとめ
練習問題
コラム サブプライム危機と大恐慌
第16 章 経済成長
この章で学ぶこと
16. 1 経済成長の実際
16. 2 成長の源泉
16. 3 ソロー型の新古典派成長モデル
16. 4 技術進歩の重要性
16. 5 内生的成長
16. 6 成長の限界と経済システム
この章のまとめ
練習問題
コラム 南北格差
第17 章 マクロ経済学の課題
この章で学ぶこと
17. 1 マクロ経済学の展開
17. 2 経済のグローバル化
17. 3 グローバル化経済に関する課題
17. 4 日本経済に関する課題
この章のまとめ
練習問題
文献解題
練習問題の解答・ヒント
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。