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歴史と理性と憲法と 長谷部 恭男(著/文) - 勁草書房
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歴史と理性と憲法と (レキシトリセイトケンポウト) 憲法学の散歩道2 (ケンポウガクノサンポミチニ)

社会科学
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発行:勁草書房
四六判
232ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-326-45128-9   COPY
ISBN 13
9784326451289   COPY
ISBN 10h
4-326-45128-9   COPY
ISBN 10
4326451289   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C3032  
3:専門 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年3月18日
最終更新日
2023年4月19日
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紹介

憲法学の本道を外れ、気の向くまま杣道へ。山を熟知したきこり同様、憲法学者だからこそ発見できる憲法学の新しい景色へ。

勁草書房編集部webサイトでの好評連載エッセイ「憲法学の散歩道」の書籍化第2弾。書下ろし2篇も収録。強烈な世界像、人間像を喚起するボシュエ、ロック、ヘーゲル、ヒューム、トクヴィル、ニーチェ、ヴェイユ、ネイミアらを取り上げ、その思想の深淵をたどり、射程を測定する。さまざまな論者の思想を入り口に憲法学の奥深さへと誘う特異な書。

目次

1 道徳対倫理――カントを読むヘーゲル
2 未来に立ち向かう――フランク・ラムジーの哲学
3 思想の力――ルイス・ネイミア
4 道徳と自己利益の間
5 「見える手」から「見えざる手」へ――フランシス・ベーコンからアダム・スミスまで
6 『アメリカのデモクラシー』――立法者への呼びかけ
7 ボシュエからジャコバン独裁へ――統一への希求
8 法律を廃止する法律の廃止
9 憲法学は科学か
10 科学的合理性のパラドックス
11 高校時代のシモーヌ・ヴェイユ
12 道徳理論の使命――ジョン・ロックの場合
13 理性の役割分担――ヒュームの場合
14 ヘーゲルからニーチェへ――レオ・シュトラウスの講義

あとがき
索 引

著者プロフィール

長谷部 恭男  (ハセベ ヤスオ)  (著/文

長谷部 恭男(はせべ やすお) 1956年広島市生まれ。東京大学法学部卒業。早稲田大学法学学術院教授、東京大学名誉教授。専門は憲法学。著書に『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年)、『憲法とは何か』(岩波新書、2006年)、『憲法の境界』(羽鳥書店、2009年)、『憲法の円環』(岩波書店、2013年)、『憲法の理性 増補新装版』(東京大学出版会、2016年)、『憲法の良識:「国のかたち」を壊さない仕組み』(朝日新書、2018年)、『憲法学の虫眼鏡』(羽鳥書店、2019年)、『法律学の始発駅』(有斐閣、2021年)、『憲法講話:24の入門講義〔第2版〕』(有斐閣、2022年)などがある。
 

上記内容は本書刊行時のものです。