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出版者情報
法解釈の問題
発行:勁草書房
A5判
200ページ
定価
4,200円+税
- 書店発売日
- 2023年2月2日
- 登録日
- 2022年12月16日
- 最終更新日
- 2023年12月8日
紹介
法を解釈するという営みについて、法学者、歴史学者、法哲学者と共にスリリングな議論を展開する。法学の面白さが凝縮された啓蒙書。
アメリカ連邦最高裁裁判官を務め、条文の元々の意味こそが法律についての裁判所の解釈を支配すべきであるとする「原意主義」の旗手として憲法解釈論争に大きな影響を及ぼしたスカリア。本書は、その主論文に加えて、ローレンス・トライブ、ゴードン・ウッド、ロナルド・ドゥオーキン等の小論、それに対するスカリアの応答を収録する。 【原著】Antonin Scalia, A Matter of Interpretation: Federal Courts and the Law(Princeton University Press, 2018)
目次
まえがき[エイミー・ガットマン]
新版用序文[アキール・リード・アマー]
制定法システムの中のコモンロー裁判所――憲法および法律の解釈における合衆国連邦裁判所の役割[アントニン・スカリア]
コモンロー
民主的な立法
制定法解釈学
「議会の意図」
Church of the Holy Trinity判決
条文主義
規範と推定
立法資料
憲法条文の解釈
生ける憲法の柔軟性と寛緩性
進展についての指導原理の欠如
コメント[ゴードン・S・ウッド]
コメント[ローレンス・H・トライブ]
コメント[メアリー・アン・グレンドン]
コメント[ロナルド・ドゥオーキン]
応答[アントニン・スカリア]
ウッド教授
トライブ教授
グレンドン教授
ドゥオーキン教授
新版用あとがき[スティーブン・G・カラブレイジ]
解題[大林啓吾]
訳者あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。