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データプライバシーの国際政治 須田 祐子(著/文) - 勁草書房
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データプライバシーの国際政治 越境データをめぐる対立と協調

社会科学
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発行:勁草書房
A5判
224ページ
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-326-30299-4   COPY
ISBN 13
9784326302994   COPY
ISBN 10h
4-326-30299-2   COPY
ISBN 10
4326302992   COPY
出版者記号
326   COPY
 
Cコード
C3031
専門 単行本 政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年1月19日
最終更新日
2021年2月17日
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書評掲載情報

2021-04-17 日本経済新聞  朝刊

紹介

私達の個人データはどうやって海外に移転されるのか? 熾烈な国家間交渉を分析し、グローバル化時代の「規制の政治」に光を当てる。

デジタルデータは「21世紀の石油」とも言われ、いまや膨大なデータが国境を越えて流れている。しかしデータプライバシー関する規制は国単位で行われているのが実態だ。本書は、個人データの移転をめぐって繰り広げられた政府間交渉を分析し、規制の国際政治を解明するものである。新型コロナ対策とデータプライバシーの相克を論じた補論つき。

目次

まえがき

序章 越境データとプライバシーをめぐる「規制の政治」
 1 越境データとプライバシー
 2 越境データとプライバシーをめぐる「規制の争い」
 3 データプライバシーと他の政策目標の衝突
 4 本書の構成

第1章 商用データの移転をめぐる米EU摩擦──セーフハーバーからプライバシーシールドへ
 1 問題の始まり
 2 セーフハーバー・アレンジメント
 3 セーフハーバーからプライバシーシールドへ
 4 プライバシーシールド・フレームワーク
 5 一般データ保護規則(GDPR)
 6 再度の逆転
 7 結  び

第2章 航空旅客データの移転をめぐる米EU摩擦──PNR協定
 1 問題の始まり─アメリカの対テロ法の越境的影響
 2 第一次PNR協定
 3 第二次,第三次PNR協定
 4 第四次PNR協定
 5 PNR協定をめぐる動向
 6 第二世代のPNR協定
 7 結  び

第3章 金融取引データの移転をめぐる米EU摩擦──TFTP/SWIFT協定
 1 問題の始まり─アメリカの対テロ規制の越境的影響
 2 「書簡の交換」による「違法状態」の解消
 3 第一次TFTP協定
 4 第二次TFTP協定
 5 TFTP協定締結後の動向
 6 結  び

第4章 FTA/EPAとデータプライバシー──TPP協定とTTIP協定
 1 FTA/EPAとデータプライバシー
 2 TPP協定とデータプライバシー
 3 TTIP交渉とデータプライバシー
 4 結  び

第5章 個人データ移転に関する日EU合意
 1 日本の個人情報保護制度
 2 個人データ移転に関する日EU対話
 3 個人データ移転に関する日EU合意
 4 日EU合意の国内的文脈とトランスナショナルな文脈
 5 結  び

第6章 サイバーセキュリティとデータプライバシー
 1 サイバーセキュリティの捉え方とその含意
 2 サイバーセキュリティとデータの越境移動
 3 結  び

終章 グローバル化時代のデータプライバシー
 1 越境データとプライバシーをめぐる「規制の政治」再考
 2 「データプライバシーの国際政治」の展望

補論 COVID─19パンデミックとデータプライバシー──日EUのアプリ・データ共有はあり得るか?

あとがき
参考文献
索  引

著者プロフィール

須田 祐子  (スダ ユウコ)  (著/文

須田 祐子(すだ ゆうこ) 
上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学、同大学で博士号(国際関係論)を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員を経て、現在:東京外国語大学非常勤講師、専門は国際関係論。著書:The Politics of Data Transfer: Transatlantic Conflict and Cooperation over Data Privacy (Routledge)、『通信グローバル化の政治学――「外圧」と日本の電気通信政策』(有信堂、第21回テレコム社会科学賞奨励賞)。

上記内容は本書刊行時のものです。