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出版者情報
平和学入門 1
平和を理解するための思考のドリル
発行:勁草書房
A5判
240ページ
定価
2,500円+税
- 書店発売日
- 2020年5月30日
- 登録日
- 2020年4月29日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
紹介
平和を科学的に研究し、その成果を共有するためには何が必要か。国際社会の平和について学ぶ上で基本となる事項をわかりやすく解説。
平和学は、戦争、貧困、開発、人権といった様々なテーマが関係する分野である。本書ではこのような国際関係論のテーマと平和学を関連づけ、平和学の歴史、そして平和や戦争をどのように理解するべきなのかを、初学者にもわかりやすく説明し、さらに行動学としての平和学、すなわち、平和構築方法論のエッセンスを提供する。
目次
序 平和学とは何か
第1部 学問としての平和学
第1講 平和学と国際関係論
第2講 国際社会のモデル化
第3講 平和の概念整理
第2部 現代型平和学の発達とパラダイムチェンジ
第4講 現代型平和学以前の平和学
第5講 紛争の科学的分析の登場
第6講 ゲーム理論による発展
第7講 平和ならざる状態(ピースレスネス)
第8講 構造的暴力と積極的平和
第9講 平和学の制度化
第3部 平和学を学ぶ上での事象の背景
第10講 紛争関連資料の集め方・読み方
第11講 核兵器と安全保障
第12講 経済関連指標と世界の現実
第13講 貧困者の声
参考文献
索 引
コラム
1 問題通と事情通
2 生物学の美しい分類方法に学ぶ
3 飢餓と日本の飽食
4 『世界人口の今後の予測2019年(World Population Prospects 2019)』
5 2018年版「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書から
上記内容は本書刊行時のものです。