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出版者情報
政治学
- 書店発売日
- 2020年1月30日
- 登録日
- 2019年12月28日
- 最終更新日
- 2020年1月24日
紹介
「政治を学問するってどういうこと?」 基本的知識はもちろん、政治学的「思考の型」も教えます。実証論も規範論も同時に学べる画期的教科書。
政治に少しは関心はある。だけど、政治を深く考えるには何が必要なんだ? 本書では、前半で政治学の基本的知識を網羅しつつ、後半では民主主義、福祉国家、経済、ジェンダー、文化の5つのトピックを使って「政治学的なものの見方・考え方」をお伝えする。記述、説明、規範論の3つの考え方を体系的に扱う「使える教科書」の誕生!
目次
はじめに
第Ⅰ部 政治学を考える
第1章 政治の境界─どこまでが政治なのか─
1.政治と経済
2.政治と社会
3.政治と法
4.政治とは何か
第2章 政治の場─政治はどこにあるのか─
1.国 家
2.市民社会
3.親密圏
4.国家を超える政治の場
第3章 政治の制度─どこにどのような仕組みがあるのか─
1.政治体制と統治機構
2.市民参加の制度
3.国家を超える統治機構
第4章 政治の登場人物─誰が「アクター」なのか─
1.政治家・政党
2.官 僚
3.利益集団・圧力団体
4.社会運動
5.マスメディア
第Ⅱ部 政治学で考える
第5章 民主主義
1.民主主義の記述
2.民主主義の説明
3.民主主義の規範
第6章 福祉国家
1.福祉国家の記述
2.福祉国家の説明
3.福祉国家の規範
第7章 経 済
1.経済の記述
2.経済の説明
3.経済の規範
第8章 ジェンダー
1.ジェンダーの記述
2.ジェンダーの説明
3.ジェンダーの規範
第9章 文 化
1.文化の記述
2.文化による説明
3.文化の規範
用語・人名解説
参考文献
事項索引
人名索引
コラム
1-1 人々はなぜ投票に行くのか
1-2 政治学における社会学の意義
1-3 「多数者の専制」は必然か
1-4 政治の独自性をめぐって
2-1 日本におけるエリート主義論と多元主義論
2-2 市民社会と親密圏
2-3 息苦しい親密圏?
2-4 グローバル市民社会論
3-1 非民主主義体制の分類
3-2 マニフェスト
3-3 EU加盟国の政策収斂のメカニズム
4-1 日本における派閥政治
4-2 官僚離れとリクルートメント
4-3 戦争と団体
4-4 反原発デモと抗議の場
4-5 政治家とメディアの距離
5-1 日本は民主主義か
5-2 社会関係資本論と政治的実践
5-3 グローバル民主主義
6-1 福祉国家の一つの世界?
6-2 経路依存性
6-3 福祉国家による社会統制
7-1 保護主義の台頭か
7-2 トリクルダウン
7-3 経済発展と民主主義
8-1 初の女性の首相にはいつ誰が?
8-2 ジェンダー・バックラッシュ
8-3 ジェンダーをめぐる規範と政治
9-1 日本人論と日本人の特殊性
9-2 規範のライフサイクル
上記内容は本書刊行時のものです。