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出版者情報
知ることの力 : 心情主義の道徳教育を超えて
発行:勁草書房
縦200mm
226ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年12月
- 登録日
- 2016年3月27日
- 最終更新日
- 2016年3月27日
紹介
心や感情にはたらきかける道徳教育はどのような問題を抱えているのか?ポストモダン状況が疎んじてきた「知の力」を再生させ、知と行為を結びつける新たな道徳教育論を構想する。
目次
第1章 ロケットモデルをめぐる対立(ロケットが生み出す「心」?
ロケットモデル擁護の系譜
ロケットモデル批判の系譜)
第2章 道徳原理を理解すること(基本的な枠組み
行為の結果に対する価値づけ
深い理解)
第3章 知ることと行うことの不一致はなぜ生じるのか(未熟な理解
理解の内部
理解の外部)
第4章 理解を深める教育(知行不一致現象への対応法
心情主義的道徳教育論の問題点)
第5章 近代の再編(啓蒙主義道徳
近代認識論と伝達観・学習観
深い理解を拒む社会
理解の限界と制約)
上記内容は本書刊行時のものです。