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プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか 下巻 ロバート・ブランダム(著/文) - 勁草書房
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現代プラグマティズム叢書

プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか 下巻

哲学・宗教
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発行:勁草書房
四六判
256ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-326-19981-5   COPY
ISBN 13
9784326199815   COPY
ISBN 10h
4-326-19981-4   COPY
ISBN 10
4326199814   COPY
出版者記号
326   COPY
 
Cコード
C3310
専門 全集・双書 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年9月30日
最終更新日
2020年10月24日
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紹介

プラグマティズムは死なず! 分析哲学とドイツ観念論を経由して、過去から現在に至るプラグマティズムを生き生きと蘇らせる。

ドイツ観念論と英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺籃期から現在に至る様々なプラグマティズム観を照応しつつ、自身の哲学を簡明に披瀝した意欲作である。ヘーゲル・リバイバル、言語哲学、心の哲学など広範な分野にまたがるブランダム哲学への手引きとして最良の一冊。

目次

第四章 言語的プラグマティズムと規範についてのプラグマティズム――消去的唯物論からプラグマティズムまで、ローティが遺したひとすじの思想の軌跡[朱喜哲訳]
 1 序論
 2 消去的唯物論と規範についてのプラグマティズム
 3 主観的なものについてのプラグマティズムから客観的なものについてのプラグマティズムへ
 4 規範についての社会的プラグマティズムのもうひとつの応用

第五章 プラグマティズムのボキャブラリー――自然主義と歴史主義を統合する[朱喜哲訳]
 1 ローティのボキャブラリー
 2 消去的唯物論
 3 プラグマティズムと表象
 4 規範と因果
 5 遠すぎた橋?
 6 知識についての社会的プラグマティズム
 7 信頼性についての社会的プラグマティズム
 8 ボキャブラリーのボキャブラリー
 9 道具としてのボキャブラリー
 10 ボキャブラリーと公/私の分離
 11 言説的実践
 12 プラグマティズム形而上学

第六章 分析プラグマティズムに向けて――意味―使用分析[三木那由他訳]
 1 古典的な分析プロジェクト
 2 プラグマティズムからの異議
 3 分析プロジェクトの拡張――語用論媒介的意味関係
 4 オートマトン――統語論的なPV十分性とVP十分性
 5 チョムスキー階層――語用論的表現ブートストラップの統語論における具体例
 6 語用論的表現ブートストラップの意味論における具体例とさらなる基本意味―使用関係ならびに合的意味―使用関係

第七章 プラグマティズム、表出主義、反表象主義――ローカルな、そしてグローバルなあり方の可能性[田中凌訳]
 1 プライスの主体自然主義とグローバルな表出主義
 2 ローティのグローバルな反表象主義
 3 いくつかの悪い表象主義的主張
 4 表象的ボキャブラリーについてのローカルな表出主義
 5 結論

訳者解説
人名索引
事項索引
著者・訳者略歴

著者プロフィール

ロバート・ブランダム  (ロバート ブランダム)  (著/文

ロバート・ブランダム (Robert Boyce Brandom) 
1950年ニューヨーク生まれ。1972年にイェール大学を卒業後、1977年にプリンストン大学にてリチャード・ローティとデイヴィッド・ルイスのもとで哲学の博士号(Ph.D.)を取得。現在はピッツバーグ大学の哲学特別教授(Distinguished Professor of Philosophy)を務める。ピッツバーグ学派として知られる分析哲学の一潮流を主導する第一人者であり、英語圏におけるヘーゲル再興の立役者としても知られている。前者に関する主著に「推論主義」の立場を打ち出した『明示化』(Making It Explicit, 1994)、後者に関する主著に『信頼の精神』(A Spirit of Trust, 2019)がある。現代におけるプラグマティズムの代表的論者でもあり、『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(Perspectives on Pragmatism: Classical, Recent, & Contemporary, 2011)はそれに関する論文をまとめたものである。

加藤 隆文  (カトウ タカフミ)  (翻訳

加藤 隆文(かとう たかふみ) 
1985年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪成蹊大学芸術学部講師。論文に「分析プラグマティズムからの提案――分析美学の問い直しのために――」(『美学』254号、2019年)、“A Peircean Revision of the Theory of Extended Mind”(Cognitio, v. 16, n. 1, 2015)、「パース思想を踏まえた「芸術の人類学」の展開可能性」(『美学』242号、2013年)など、単訳にシェリル・ミサック著『プラグマティズムの歩き方――21世紀のためのアメリカ哲学案内』上下巻(勁草書房、2019年)がある。

田中 凌  (タナカ リョウ)  (翻訳

田中 凌(たなか りょう) 
1991年静岡生まれ。米国コネチカット大学哲学科Ph.D.課程在籍。同大学M.A.課程修了。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。M.A.(Philosophy)。論文に“Hume on Non-Human Animals, Causal Reasoning, and General Thoughts” (Southern Journal of Philosophy, forthcoming) がある。

朱 喜哲  (チュ ヒチョル)  (翻訳

朱 喜哲(ちゅ ひちょる) 
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。論文に「ジェノサイドに抗するための、R. ローティ「感情教育」論再考」(『待兼山論叢』51号、2017年)、共著に『信頼を考える――リヴァイアサンから人工知能まで』(勁草書房、2018年)などがある。

三木 那由他  (ミキ ナユタ)  (翻訳

三木 那由他(みき なゆた) 
1985年神奈川生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科講師。主な論文に「意図の無限後退問題とは何だったのか」(『科学哲学』52巻1号、2019年)、「意図基盤意味論に基づく話者意味の分析はなぜ誤っているのか」(Contemporary and Applied Philosophy, Vol. 5, 2014)、著書に『話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房、2019年)、『シリーズ新・心の哲学Ⅰ 認知篇』(共著、勁草書房、2014年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。