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プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか 上巻 ロバート・ブランダム(著/文) - 勁草書房
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現代プラグマティズム叢書

プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか 上巻

哲学・宗教
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発行:勁草書房
四六判
224ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-326-19980-8   COPY
ISBN 13
9784326199808   COPY
ISBN 10h
4-326-19980-6   COPY
ISBN 10
4326199806   COPY
出版者記号
326   COPY
 
Cコード
C3310
専門 全集・双書 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年9月30日
最終更新日
2020年10月24日
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紹介

プラグマティズムは死なず! 分析哲学とドイツ観念論を経由して、過去から現在に至るプラグマティズムを生き生きと蘇らせる。

ドイツ観念論と英米哲学をプラグマティズムのうちに統合する壮大な構想で注目を集めるブランダム。本書は、揺籃期から現在に至る様々なプラグマティズム観を照応しつつ、自身の哲学を簡明に披瀝した意欲作である。ヘーゲル・リバイバル、言語哲学、心の哲学など広範な分野にまたがるブランダム哲学への手引きとして最良の一冊。

目次

日本語版への序文

序章 ドイツ観念論からアメリカン・プラグマティズムへ――そして再びドイツ観念論へ[加藤隆文訳]
 1 カントとヘーゲル
 2 古典的アメリカン・プラグマティズム
 3 基礎的プラグマティズム
 4 道具的プラグマティズム
 5 言語論的転回
 6 合理論とプラグマティズム
 7 本書の構成

第一章 古典的アメリカン・プラグマティズム――プラグマティストの啓蒙思想とその問題含みの意味論[加藤隆文訳]
 1 第二の啓蒙思想
 2 自然と科学についてのふたつのモデル
 3 プラグマティズムとロマン主義
 4 プラグマティズムとアメリカ
 5 プラグマティズムとは信じることについての思想なのか、それとも信じられていることについての思想なのか
 6 道具主義的プラグマティズムの四つの過ち
 7 古典的プラグマティズムの進歩的だった点とは何か

第二章 プラグマティズムを分析する――語用論とさまざまなプラグマティズム[三木那由他訳]
 1 序論
 2 語用論と意味論
 3 方法論的プラグマティズム
 4 意味論的プラグマティズム
 5 使用を特定するためのボキャブラリーが担う意義
 6 基礎的プラグマティズム
 7 規範的語用論
 8 古典的プラグマティズム
 9 道具的プラグマティズムへの三つの反論
 10 言語は道具であるというメタファー
 11 結論

第三章 カント的合理論に基づくプラグマティズム――セラーズの経験主義批判におけるプラグマティズム、推論主義、様相[田中凌訳]
 1 序論
 2 「経験論」における推論主義的でプラグマティズム的な経験主義批判
 3 プラグマティズムと現象主義
 4 セラーズのプラグマティズムと様相
 5 様相についてのカント的なプラグマティズム
 6 結論

著者プロフィール

ロバート・ブランダム  (ロバート ブランダム)  (著/文

ロバート・ブランダム (Robert Boyce Brandom) 
1950年ニューヨーク生まれ。1972年にイェール大学を卒業後、1977年にプリンストン大学にてリチャード・ローティとデイヴィッド・ルイスのもとで哲学の博士号(Ph.D.)を取得。現在はピッツバーグ大学の哲学特別教授(Distinguished Professor of Philosophy)を務める。ピッツバーグ学派として知られる分析哲学の一潮流を主導する第一人者であり、英語圏におけるヘーゲル再興の立役者としても知られている。前者に関する主著に「推論主義」の立場を打ち出した『明示化』(Making It Explicit, 1994)、後者に関する主著に『信頼の精神』(A Spirit of Trust, 2019)がある。現代におけるプラグマティズムの代表的論者でもあり、『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(Perspectives on Pragmatism: Classical, Recent, & Contemporary, 2011)はそれに関する論文をまとめたものである。

加藤 隆文  (カトウ タカフミ)  (翻訳

加藤 隆文(かとう たかふみ) 
1985年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪成蹊大学芸術学部講師。論文に「分析プラグマティズムからの提案――分析美学の問い直しのために――」(『美学』254号、2019年)、“A Peircean Revision of the Theory of Extended Mind”(Cognitio, v. 16, n. 1, 2015)、「パース思想を踏まえた「芸術の人類学」の展開可能性」(『美学』242号、2013年)など、単訳にシェリル・ミサック著『プラグマティズムの歩き方――21世紀のためのアメリカ哲学案内』上下巻(勁草書房、2019年)がある。

田中 凌  (タナカ リョウ)  (翻訳

田中 凌(たなか りょう) 
1991年静岡生まれ。米国コネチカット大学哲学科Ph.D.課程在籍。同大学M.A.課程修了。京都大学大学院文学研究科博士前期課程修了。修士(文学)。M.A.(Philosophy)。論文に“Hume on Non-Human Animals, Causal Reasoning, and General Thoughts” (Southern Journal of Philosophy, forthcoming) がある。

朱 喜哲  (チュ ヒチョル)  (翻訳

朱 喜哲(ちゅ ひちょる) 
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。論文に「ジェノサイドに抗するための、R. ローティ「感情教育」論再考」(『待兼山論叢』51号、2017年)、共著に『信頼を考える――リヴァイアサンから人工知能まで』(勁草書房、2018年)などがある。

三木 那由他  (ミキ ナユタ)  (翻訳

三木 那由他(みき なゆた) 
1985年神奈川生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科講師。主な論文に「意図の無限後退問題とは何だったのか」(『科学哲学』52巻1号、2019年)、「意図基盤意味論に基づく話者意味の分析はなぜ誤っているのか」(Contemporary and Applied Philosophy, Vol. 5, 2014)、著書に『話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房、2019年)、『シリーズ新・心の哲学Ⅰ 認知篇』(共著、勁草書房、2014年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。