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植物の生の哲学 エマヌエーレ・コッチャ(著/文) - 勁草書房
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植物の生の哲学 混合の形而上学

哲学・宗教
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発行:勁草書房
四六判
228ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-326-15461-6   COPY
ISBN 13
9784326154616   COPY
ISBN 10h
4-326-15461-6   COPY
ISBN 10
4326154616   COPY
出版者記号
326   COPY
 
Cコード
C3010
専門 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年8月2日
最終更新日
2019年8月28日
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書評掲載情報

2021-06-05 朝日新聞  朝刊
評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史)

紹介

世界に在る=世界と混合し、世界をつくる――動物学的である西洋哲学の伝統を刷新し、植物を範型とした新しい存在論を提示する。

種が落ちた場所から動くことなく一生を過ごす植物は、光合成により酸素を作り出し、あらゆる生物が住まう環境を整える。つまり植物は世界と溶け合い、世界を作り出し、世界に存在している。動物の哲学も存在論的転回もやすやすと超えて、植物の在り方から存在論を問い直す哲学エッセイ。モナコ哲学祭賞受賞作。山内志朗解説。

目次

I プロローグ
 1 植物、あるいは世界のはじまり
 2 生命領域を拡張する
 3 植物、または息づく精神
 4 自然の哲学のために

II 葉の理論──世界の大気
 5 葉
 6 ティクターリク・ロゼアエ
 7 空気のただ中で──大気の存在論
 8 世界の息吹
 9 すべてはすべての中に

III 根の理論──天体の生命
 10 根
 11 最も深いところにあるもの、それは天体である

IV 花の理論──理性のかたち
 12 花
 13 理性とは性のことである

Ⅴ エピローグ
 14 思弁的独立栄養について
 15 大気のごとくに


解説[山内志朗]

著者プロフィール

エマヌエーレ・コッチャ  (エマヌエーレ コッチャ)  (著/文

エマヌエーレ・コッチャ(Emanuele Coccia) 
パリの社会科学高等研究院(EHESS)准教授. 研究分野は中世哲学, キリスト教的規範性の歴史と理論. フライブルク大学准教授を経て現職. 著作に La trasparenza delle immagini. Averroè e l'averroismo (Milan, Mondadori, 2006), La vie sensible (tr. de M. Rueff, Payot et Rivages, Paris, 2010), Le Bien dans les choses (tr. de M. Rueff, Payot et Rivages, Paris, 2013) など.

嶋崎 正樹  (シマザキ マサキ)  (翻訳

嶋崎 正樹(しまざき まさき) 
仏語翻訳家・放送通訳. 著書に『ル・モンドで学ぶ時事フランス語』(IBCパブリッシング, 2015), 訳書に, ピエール・コネサ『敵をつくる:“良心にしたがって殺す”ことを可能にするもの』(風行社, 2016年), ピエール・ロザンヴァロン『カウンター・デモクラシー』(岩波害店, 2017年)など.

山内 志朗  (ヤマウチ シロウ)  (解説

山内 志朗(やまうち しろう) 
慶應義塾大学教授. 倫理学専攻. 山形県生まれ. 研究分野は, 西洋中世・倫理学, バロックスコラ哲学. 著作に, 『新版 天使の記号学:小さな中世哲学入門』(岩波現代文庫, 2019年), 『過去と和解するための哲学』(大和書房, 2018年), 『湯殿山の哲学:修験と花と存在と』(ぷねうま舎, 2017年)ほか多数.

上記内容は本書刊行時のものです。