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重要なことについて 第1巻 デレク・パーフィット(著/文) - 勁草書房
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重要なことについて 第1巻

哲学・宗教
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発行:勁草書房
A5判
624ページ
定価 9,000円+税
ISBN
978-4-326-10302-7   COPY
ISBN 13
9784326103027   COPY
ISBN 10h
4-326-10302-7   COPY
ISBN 10
4326103027   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C3012  
3:専門 0:単行本 12:倫理(学)
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年3月16日
最終更新日
2022年4月20日
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紹介

原著刊行後10年で21世紀最大かつ最重要哲学書の地位を確立した道標的大著、ついに翻訳完成!道徳概念の根幹へと迫る浩瀚なる書。

〈理由原理主義〉、そして〈カント的規則帰結主義〉へ──。パーフィットは、規範倫理学の三つの伝統的な理論である帰結主義、カント主義、契約主義は究極的には対立しないという立場をとり、詳細にして説得力ある議論を紡ぐ。カントを超えて、我々の道徳をめぐる議論を研ぎ澄ます道標的大著。第1巻序論にサミュエル・シェフラー。
【原著】Derek Parfit, On What Matters Volume One(Oxford University Press, 2011)

目次

序 論[サミュエル・シェフラー]
序 文

要 約

Ⅰ  理 由

第一章 規範的概念
 1 規範的理由
 2 理由を含意する善

第二章 客観主義理論
 3 二種類の理論
 4 理由に応える
 5 状態が与える理由
 6 快楽的理由
 7 非理性的選好

第三章 主観主義理論
 8 理由に関する主観主義
 9 人々はなぜ主観主義理論を受け入れるのか
 10 分析的主観主義
 11 激痛の議論

第四章 さらなる議論
 12 すべてか無かの議論
 13 首尾一貫性の欠如の議論
 14 理由と動機と福利
 15 主観主義を支持する議論

第五章 合理性
 16 実践的合理性と認識的合理性
 17 理由に関する信念
 18 合理性に関する他の見解

第六章 道徳
 19 シジウィックの二元論
 20 最も深い問題

第七章 道徳的概念
 21 無知の中で、あるいは誤った信念をもって行動する
 22 他の種類の不正

Ⅱ  原 理

第八章 可能な合意
 23 強制と欺瞞
 24 合意原理
 25 合意を与える理由
 26 余計な原理?
 27 現実の合意
 28 義務論的信念
 29 極端な要求

第九章 単に手段として
 30 単なる手段の原理
 31 〈手段として〉と〈単に手段として〉
 32 手段として害する

第十章 尊敬と価値
 33 人格への尊敬
 34 二種類の価値
 35 カント的尊厳
 36 正と善
 37 善の促進

第十一章 自由意志と功績
 38 道徳が要請する自由
 39 われわれが苦しむに値しない理由

Ⅲ  理 論

第十二章 普遍的法則
 40 不可能性の定式
 41 自然法則の定式と道徳的信念の定式
 42 行為者の格率

第十三章 誰もがそうしたらどうなる?
 43 各人-われわれディレンマ
 44 閾値の反論
 45 理想世界の反論

第十四章 不偏性
 46 黄金律
 47 希少性の反論と大きな取り分の反論
 48 非-反転可能性の反論
 49 カント的解決

第十五章 契約主義
 50 理性的合意の定式
 51 ロールズ的契約主義
 52 カント的契約主義
 53 スキャンロン的契約主義
 54 義務論的信念の制約

第十六章 帰結主義
 55 帰結主義の諸理論
 56 帰結主義的格率
 57 カント的議論
 58 自己利益に基づく理由
 59 利他的理由と義務論的理由
 60 不正を作り出す特徴という反論
 61 決定的な非義務論的理由
 62 誰もが理性的に意志できること

第十七章 結 論
 63 カント的帰結主義
 64 同じ山に登る

補論A 状態が与える理由
補論B 理性的非合理性とゴティエの理論
補論C 義務論的理由

巻末注
出典に関する注
参考文献
索引

著者プロフィール

デレク・パーフィット  (デレク パーフィット)  (著/文

デレク・パーフィット(Derek Parfit) 1942年、中国生まれのイギリス人。オックスフォード大学で学び、1967年以来オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジのシニア・リサーチ・フェロー(研究員)。専門分野は倫理学と形而上学、特に両者の相互関係。本書以外の著作として、刊行直後から現代倫理学上最も独創的で重要な著作と認められた『理由と人格』等がある。2017年没。

森村 進  (モリムラ ススム)  (翻訳

森村 進(もりむら・すすむ) 1955年東京生まれ。東京大学法学部卒業。法学博士。専門は法哲学。一橋大学名誉教授。前日本法哲学会理事長。主な著作に『権利と人格』(創文社、1989)、『財産権の理論』(弘文堂、1995)、『ロック所有論の再生』(有斐閣、1997)、『自由はどこまで可能か』(講談社現代新書、2001)、『リバタリアニズム読本』(編著、勁草書房、2005)、『法哲学講義』(筑摩書房、2015)、『法哲学はこんなに面白い』(信山社、2020)ほか、主な訳書にD・パーフィット『理由と人格』(勁草書房、1998)、M・オークショット『増補版 政治における合理主義』(共訳、勁草書房、2013)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。