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信頼を考える 小山 虎(編集) - 勁草書房
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書店員向け情報

信頼を考える リヴァイアサンから人工知能まで

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発行:勁草書房
A5判
372ページ
定価 4,700円+税
ISBN
978-4-326-10270-9   COPY
ISBN 13
9784326102709   COPY
ISBN 10h
4-326-10270-5   COPY
ISBN 10
4326102705   COPY
出版者記号
326   COPY
Cコード
C3010
専門 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年6月8日
最終更新日
2018年7月26日
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目次

はじめに

第Ⅰ部 信頼研究の始まり

第1章 ホッブズにおける信頼と「ホッブズ問題」[稲岡大志]
 1.信頼研究の源泉としてのホッブズ
 2.ホッブズにおける信頼と信頼性
 3.自然状態から社会契約へ
 4.信頼と社会契約
 5.むすび

第2章 ヒュームとカントの信頼の思想[永守伸年]
 1.はじめに
 2.ヒューム
 3.カント
 4.結論

第3章 エスノメソドロジーにおける信頼概念[秋谷直矩]
 1.はじめに
 2.社会秩序はいかに可能か
 3.ガーフィンケルにおける信頼
 
 コラム1 信頼研究の系譜[小山虎]

第Ⅱ部 秩序問題から行動科学へ

第4章 行動科学とその余波─ニクラス・ルーマンの信頼論[酒井泰斗・高史明]
 1.はじめに─本章の課題
 2.例と規定
 3.モートン・ドイッチの信頼研究
 4.ニクラス・ルーマンの信頼論
 5.おわりに

第5章 政治学における信頼研究[西山真司]
 1.はじめに
 2.政治学における信頼研究の問題構成
 3.行動科学時代の政治文化論
 4.制度はいかにして信頼関係を醸成するのか
 5.政治学における信頼研究の可能性

第6章 社会心理学における信頼[上出寛子]
 1.はじめに
 2.社会的認知
 3.説得とリスクマネジメント
 4.情報技術に関する信頼
 5.信頼に値すること(trustworthiness)と信頼すること(trust/trustfulness)
 6.信頼に関するその他の研究
 
 コラム2 信頼の多様性[小山虎]

第Ⅲ部 信頼研究の多様化

第7章 ビジネスにおけるステークホルダー間の信頼関係─経営学での組織的信頼研究の整理とその含意[杉本俊介]
 1.本章の目的と概要
 2.組織的信頼のタイプ分け
 3.信頼がない場合,ビジネスのなかでいかに作られるか?
 4.組織的信頼がもたらすパフォーマンスの研究
 5.企業や経営者はいかにして信頼関係を構築すべきか

第8章 教育学における信頼─非対称的人間形成力としての信頼[広瀬悠三]
 1.はじめに
 2.教育における信頼の芽生え─18世紀を中心に
 3.信頼の現出─生の肯定と学びの促進
 4.教育の基盤をなす信頼─教育人間学と子どもの人間学の視点から
 5.これからの教育における信頼

第9章 医療における信頼[菅原裕輝]
 1.導入
 2.医療においてどのような実践が行われているか
 3.医療実践のなかにはどのような関係性が存在するか
 4.医療実践のなかからどのようにして信頼関係が構築されるか
 5.概念整理
 6.結論

第10章 機械・ロボットに対する信頼[笠木雅史]
 1.本章のねらい
 2.機械・ロボットに対する信頼を論じる前に
 3.機械・ロボットに対する信頼研究の背景
 4.機械・ロボットに対する信頼の定義と測定方法
 5.機械に対する信頼に影響する諸ファクター
 6.機械に対する信頼と人間に対する信頼の相違
 
 コラム3 信頼と安心[小山虎]

第Ⅳ部 信頼研究の明日

第11章 障害者福祉における信頼[永守伸年]
 1.はじめに
 2.障害者福祉における「自律」
 3.情動的態度としての「信頼」
 4.信頼と相互理解
 5.信頼のコストとその削減
 6.おわりに

第12章 ヘイト・スピーチ─信頼の壊しかた[和泉悠・朱喜哲・仲宗根勝仁]
 1.はじめに
 2.ヘイト・スピーチとは何か
 3.ヘイト・スピーチと信頼
 4.信頼の壊しかた
 5.おわりに

第13章 高等教育における授業設計と信頼[成瀬尚志]
 1.二つの事例
 2.大学では信頼関係は問題になりにくい─信頼よりも授業手法
 3.アクティブラーニング型授業の効果と問題点─ディープ・アクティブラーニング
 4.指示と主体性のパラドックス
 5.学生をいかに信頼するか
 6.事例の検討
 7.まとめ

第14章 人工的な他者への信頼─HAI 研究における信頼[大澤博隆]
 1.信頼を生みだす人工物とは
 2.ヒューマンエージェントインタラクション研究とは何か
 3.エージェント研究における信頼生成の技術例
 4.おわりに

あとがき
索引
執筆者略歴

著者プロフィール

小山 虎  (コヤマ トラ)  (編集

小山 虎(こやま とら)
山口大学時間学研究所講師. 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了. 博士(人間科学). 専門は分析哲学, 形而上学, 応用哲学, ロボット哲学. 論文に“Against Lewisian Modal Realism from a Metaontological Point of View”, Philosophia, Vol.45, No.3, pp.1207-1225, 2017, “Ethical Issues for Social Robots and the Trust-based Approach”, Proceedings of the 2016 IEEE International Workshop on Advanced Robotics and Its Social Impacts, 2016 など. 訳書にデイヴィッド・ルイス『世界の複数性について』(共訳, 名古屋大学出版会, 2016年)などがある.

上記内容は本書刊行時のものです。