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出版者情報
文化系統学への招待 = An Introduction to Cultural Phylogenetics : 文化の進化パターンを探る
発行:勁草書房
縦22mm
213,9ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年5月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2012-07-15 |
朝日新聞
評者: 川端裕人(作家) |
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紹介
過去の歴史を推定する系統学の方法論を、生物だけでなく広く一般的に文化構築物の時空的変化にも適用できないか?学問の壁を超え、系譜の復元に着目して文化進化をめぐる問題群を統一的に解決しようとする文化系統学は何をもたらすのか。文理の壁を乗り越えて、文化における系譜の役割に光を当てる初の論集。
目次
第1章 文化の過去を復元すること-文化進化のパターンとプロセス
第2章 「百鬼夜行絵巻」写本の系統
第3章 『老葉』に対する系統学的アプローチ-宗祗による連歌の系譜
第4章 系統比較法による仮説検定-社会・政治進化のパターンとプロセス
第5章 一九世紀擬洋風建築とG.クブラーの系統年代について
第6章 文化の継承メカニズム-学ぶことと教えること
第7章 イメージの系統樹-アビ・ヴァールブルクのイコノロジー
第8章 文化系統学と系統樹思考-存在から生成を導くために
上記内容は本書刊行時のものです。