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出版者情報
コンピューティング史
人間は情報をいかに取り扱ってきたか
- 書店発売日
- 2021年4月12日
- 登録日
- 2021年2月20日
- 最終更新日
- 2021年3月17日
紹介
本書はコンピューティング史 (コンピュータとコンピュータに関連するさまざまな活動の歴史)の一般向け通史である。18世紀以前の計算から、現代のインターネットやSNSに至るまで、幅広くカバーする。技術指向・理論指向の記述はもちろんのこと、経営史、文化史、社会史的視点も強化され、さまざまな時代のテーマが生き生きと描かれている。
原著(第3版)の4人の著者たちはいずれも、コンピューティング史を世界的にリードする研究者であり、本書は1996年に出版された初版以来、米国の大学における授業(コンピュータの歴史、インターネットの歴史、メディア史など)では定番の入門教科書となっている。
日本では1999年に出版された初版の翻訳以来、およそ20年ぶりの第3版(新訳)となる。本邦訳には、訳者による解題と日本語文献リストを追加した。コンピューティング史に関心のある読者には必読の一冊である。
〔原著〕Computer: A History of the Information Machine, 3rd Edition, Westview Press, 2013.
目次
謝辞
第3版へのまえがき
序
第1部 コンピュータ前史
1. 人間がコンピュータだったころ
2. オフィスに事務機がやってくる
3. バベッジの夢が現実に
第2部 コンピュータの登場
4. コンピュータという発明
写真:バベッジの階差機関からSYSTEM/360へ
5. コンピュータがオフィスの主役に
6. メインフレームの時代:IBMの季節
第3部 日々進化するコンピューティング
7. リアルタイム:つむじ風(ワールウィンド)のように速く
8. コンピュータを支配するソフトウェア
写真:SAGEからインターネットへ
9. 新しいコンピューティングの登場
第4部 コンピュータの民主化
10. パソコン時代の到来
11. 魅力広がるコンピュータ
12. インターネットの世界
出典に関する注
文献リスト
解題と読書リスト(杉本 舞)
訳者あとがき
索引
上記内容は本書刊行時のものです。