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深海の闇の奥へ――生物発光に魅せられた海洋学者の冒険 エディス・ウィダー(著) - 紀伊國屋書店
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深海の闇の奥へ――生物発光に魅せられた海洋学者の冒険 (シンカイノヤミノオクヘセイブツハッコウニミセラレタカイヨウガクシャノボウケン)

自然科学
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四六判
480ページ
定価 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-314-01215-7   COPY
ISBN 13
9784314012157   COPY
ISBN 10h
4-314-01215-3   COPY
ISBN 10
4314012153   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年4月23日
最終更新日
2025年7月26日
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書評掲載情報

2025-09-13 毎日新聞  朝刊
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紹介

光を追って深海へ――

地球最後のフロンティア・深海。
太陽光の届かない〈闇の縁〉の先に、生死をかけて光を放つ無数の生き物たちがいる!
世界で初めて生きたダイオウイカの撮影に成功した科学者の一人で、海洋生物学のパイオニアである女性研究者が、未知の世界に挑んだ40年の軌跡を綴る、科学ノンフィクション。

★2013年放送「NHKスペシャル 世界初撮影! 深海の超巨大イカ」の取材秘話も明かされます。

「ハードサイエンスと胸躍る冒険のスリリングな混合」(ニューヨークタイムズ)

ジェームズ・キャメロン、リチャード・ドーキンスも絶賛!


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「深海の〈闇の縁〉より深いところに網を下ろして船で曳くと、毎回ほぼ例外なく、網にかかって引き上げられる動物のほとんどが光を発する。海面から海底までの海の容積と、この広大な水域が地球最大の生態系を構成していることを考え合わせれば、そこに発光生物があふれていても何の不思議もないとわかるだろう。さらに視野を広げると、ほとんどの海洋生物が(単細胞のバクテリアから巨大イカまで)発光するということは、地球上の大半の生物がわたしたちの知らない光の言語でコミュニケーションしていることになる」
(プロローグより)
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目次

【目次】
プロローグ 異質な光
闇の縁/深海という未踏の地

略語一覧
著者略年表

第I部 深く見る
第1章 見る
光とは何か?/手術と臨死体験/視覚の働き/回復、自然の驚異

第2章 フィーアト・ルクス
生物発光とは/海洋生物学者を志す/ケース先生との出会い

第3章 最初の発光
渦鞭毛藻/細胞の発光を測定する/毒性警告か、警報機か

第4章 眼下にまたたく星
初めての海洋調査遠征/中層へのアクセス/WASPでの初潜水/連続的に変化する世界/〈人魚の涙〉

第5章 不思議な光
ライトフィールド/どのように隠れるか?/パニックに対処する/二度目の潜水/光る生物のラッシュアワー

第6章 生物発光の地雷原
潜水艇ディープローバー/光の地雷原のど真ん中/光を撮る/浸水の恐怖/成果と現実

第7章 水中の炎
テ・ラパ/軍事と海洋生物研究/HIDEX‐BP開発/パッチネス

第II部 闇を知る
第8章 とびきりの謎解き
潜水艇JSL/発光という適応/進化の現場を目撃する

第9章 闇の物語
キューバ遠征/お飾りの科学/自然ドキュメンタリーの難しさ/最悪の瞬間/エル・コマンダンテとの対話

第10章 プランB
海の惑星に生きる/EITS開発の道のり/「深海を見ている!」

第11章 光の言語
「見られずに見る」/ブラインプール/プロジェクト・ディープスコープ

第III部 ここに怪物あり
第12章 地図の端
奇妙な目/深海底の生物発光/マリンスノー/光る糞

第13章 クラーケン現る
謎めいた巨大生物/常に何かが起こっている/ダイオウイカ撮影プロジェクト/三人の科学者/小笠原の海へ/勝利の瞬間/暗闇への旅

第14章 捕食者との会話
イカと話す人/海の砂漠を抜けて/捕食者フンボルトイカ/崩壊する漁場/生命という資源

エピローグ 楽観論擁護
謝辞
訳者あとがき
参考文献
索引

著者プロフィール

エディス・ウィダー  (ウィダー エディス)  (

【著者】エディス・ウィダー(Edith Widder, Ph.D.)
海洋生物学者。米国の海洋調査保護協会(ORCA)の共同設立者、CEO、シニアサイエンティスト。深海に生息する発光生物の研究を専門とし、海洋環境保護のための技術開発に情熱を注ぐ。2006年に「天才賞」として知られるマッカーサー・フェローシップに選ばれる。2012年には自ら設計した深海生物観察プラットフォーム「メドゥーサ」を用い、NHKとディスカバリーチャンネルによる小笠原諸島沖での世界初のダイオウイカ映像撮影プロジェクトを成功に導いた。海洋探査の功績をたたえるキャプテン・ドン・ウォルシュ・アワードの最初の受賞者。

橘 明美  (タチバナ アケミ)  (

【訳者】橘 明美(たちばな・あけみ)
翻訳家。訳書にルメートル『その女アレックス』『悲しみのイレーヌ』『傷だらけのカミーユ』『わが母なるロージー』『監禁面接』『僕が死んだあの森』『邪悪なる大蛇』(以上、文藝春秋)、モーランド『人口は未来を語る』(NHK出版)、カクタニ『エクス・リブリス』(集英社)、ビネ『文明交錯』(東京創元社)、ピンカー『人はどこまで合理的か』(草思社)、デイヴィス『人体はこうしてつくられる』(紀伊國屋書店)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。