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綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか スヴェン・ベッカート(著) - 紀伊國屋書店
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綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか (メンノテイコクグローバルシホンシュギハイカニウマレタカ)

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四六判
848ページ
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-314-01195-2   COPY
ISBN 13
9784314011952   COPY
ISBN 10h
4-314-01195-5   COPY
ISBN 10
4314011955   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2022年8月26日
最終更新日
2022年11月28日
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書評掲載情報

2023-12-16 朝日新聞  朝刊
2023-03-11 朝日新聞  朝刊
評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史)
2023-02-04 日本経済新聞  朝刊
評者: 山下範久(立命館大学教授)
2023-01-21 毎日新聞  朝刊
評者: 永江朗(ライター)
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紹介

綿の歴史は資本主義の歴史であり、
常に暴力と強制を伴っていた――

18世紀以降、綿産業の中心となった欧米の資本家と国家は、グローバルな綿のネットワークを形成、栽培のための労働力として奴隷貿易が定着するも、奴隷制廃止後には奴隷に代わる労働力の争奪戦が続き、現代の大手アパレルはコスト削減のため、国境を越えて工場を移している。

膨大な資料をもとに5000年、5大陸にわたる綿とそれにかかわる人々の歴史をたどり、今日私たちが直面している国家間・社会間の経済的不平等を含む現代世界の成り立ちを追究するとともに、国際協調のあり方についても示唆を与える、バンクロフト賞受賞作。

「傑作! グローバル資本主義の容赦ない拡大について新たな洞察を与えてくれる驚異的な成果」
――ニューヨーク・タイムズ

著者プロフィール

スヴェン・ベッカート  (ベッカート スヴェン)  (

【著者】スヴェン・ベッカート(Sven Beckert)│ハーヴァード大学教授(アメリカ史)。資本主義の経済史、社会史、政治史について幅広く執筆するとともに「ハーヴァード大学資本主義研究プログラム」の共同座長ほかをつとめる。本作でバンクロフト賞、フィリップ・タフト賞、カンディル賞などを受賞、2015年ピューリッツァー賞最終候補作にも選ばれた。

鬼澤 忍  (オニザワ シノブ)  (

【訳者】鬼澤 忍(おにざわ・しのぶ)│翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。訳書にサンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』『公共哲学』『これからの「正義」の話をしよう』、シャイデル『暴力と不平等の人類史』、ワイズマン『人類が消えた世界』、バーンスタイン『交易の世界史』ほかがある。

佐藤 絵里  (サトウ エリ)  (

【訳者】佐藤絵里(さとう・えり)│翻訳家。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書にボニファス『最新世界情勢講義50』『現代地政学国際関係地図』、ウッドハウス『ブランディングズ城のスカラベ騒動』、ヴェリー『絶版殺人事件』ほかがある。

上記内容は本書刊行時のものです。