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出版者情報
綿の帝国――グローバル資本主義はいかに生まれたか
発行:紀伊國屋書店
四六判
848ページ
定価
4,500円+税
- 書店発売日
- 2022年12月20日
- 登録日
- 2022年8月26日
- 最終更新日
- 2022年11月28日
書評掲載情報
2023-12-16 | 朝日新聞 朝刊 |
2023-03-11 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史) |
2023-02-04 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 山下範久(立命館大学教授) |
2023-01-21 |
毎日新聞
朝刊 評者: 永江朗(ライター) |
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紹介
綿の歴史は資本主義の歴史であり、
常に暴力と強制を伴っていた――
18世紀以降、綿産業の中心となった欧米の資本家と国家は、グローバルな綿のネットワークを形成、栽培のための労働力として奴隷貿易が定着するも、奴隷制廃止後には奴隷に代わる労働力の争奪戦が続き、現代の大手アパレルはコスト削減のため、国境を越えて工場を移している。
膨大な資料をもとに5000年、5大陸にわたる綿とそれにかかわる人々の歴史をたどり、今日私たちが直面している国家間・社会間の経済的不平等を含む現代世界の成り立ちを追究するとともに、国際協調のあり方についても示唆を与える、バンクロフト賞受賞作。
「傑作! グローバル資本主義の容赦ない拡大について新たな洞察を与えてくれる驚異的な成果」
――ニューヨーク・タイムズ
上記内容は本書刊行時のものです。