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利己的な遺伝子 40周年記念版 リチャード・ドーキンス(著/文) - 紀伊國屋書店
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利己的な遺伝子 40周年記念版 (リコテキナイデンシ ヨンジュッシュウネンキネンバン)

自然科学
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四六判
584ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-314-01153-2   COPY
ISBN 13
9784314011532   COPY
ISBN 10h
4-314-01153-X   COPY
ISBN 10
431401153X   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0040  
0:一般 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月31日
最終更新日
2018年2月15日
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書評掲載情報

2023-06-03 日本経済新聞  朝刊
評者: 高橋祥子(ジーンクエスト取締役ファウンダー)
2020-09-05 朝日新聞  朝刊
評者: 須藤靖(東京大学教授・宇宙物理学)
2019-07-06 日本経済新聞  朝刊
評者: 藤井太洋(SF作家)
2019-02-16 日本経済新聞  朝刊
評者: 伊原木陵太(岡山県知事)
2018-12-15 朝日新聞  朝刊
評者: 長谷川眞理子(総合研究大学院大学学長・人類学)
2018-12-08 日本経済新聞  朝刊
2018-07-29 読売新聞  朝刊
2018-03-11 読売新聞  朝刊
評者: 岡ノ谷一夫(生物心理学者)
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紹介

ドーキンスによる「40周年記念版へのあとがき」が
新たに収録された、世界的ベストセラーの最新版
「英国史上最も影響力のある科学書」 第1位

私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、なぜ恋をし、なぜ争うのか?――
本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、
攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。

自らのコピーを増やすことを最優先とする遺伝子は、いかに生物を操るのか?
生物観を根底から揺るがす衝撃の事実を鮮やかに描き出した本書は、
1976年の刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。

【前の版からの変更点】
・ドーキンスによる「40周年記念版へのあとがき」を追加
・古くなった表現、表記を変更
・装幀と本文レイアウトを刷新


     *     *     *

『利己的な遺伝子』は世界を一変させた本である。
正確に言うと、世界に対するぼくたちの見方を一変させた本だ。
それは、まさに科学革命と呼ぶのにふさわしい。
この一冊の書物によって、温かくて親しみやすい生物の世界は、
ドライでクールなデジタル情報の世界に変換された。
これを読まずして、
生物やゲノムや脳科学やAIやロボットや社会や経済について、
語ることはできない。
――佐倉統(東京大学大学院情報学環・教授)

     *     *     *

目次

■目次

30周年記念版に寄せて
第2版のまえがき
初版に寄せられた序文(ロバート・L. トリヴァース)
初版のまえがき

第1章 人はなぜいるのか
第2章 自己複製子
第3章 不滅のコイル
第4章 遺伝子機械
第5章 攻撃――安定性と利己的機械
第6章 遺伝子道
第7章 家族計画
第8章 世代間の争い
第9章 雄と雌の争い
第10章 ぼくの背中を搔いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう
第11章 ミーム――新たな自己複製子
第12章 気のいい奴が一番になる
第13章 遺伝子の長い腕

40周年記念版へのあとがき
補注
書評抜粋
 「公共の利益のために」 ピーター・メダワー卿
 「自然が演じる芝居」 ウィリアム・D. ハミルトン
 「遺伝子とミーム」 ジョン・メイナード=スミス

初版への訳者あとがき
第2版への訳者あとがき
30周年記念版への訳者あとがき
40周年記念版への訳者あとがき
訳者補注

参考文献
索引および参考文献への鍵

著者プロフィール

リチャード・ドーキンス  (ドーキンス リチャード)  (著/文

【著者】 リチャード・ドーキンス (Richard Dawkins)
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。

1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。この本は、それ以前の30年間に進行していた、いわば「集団遺伝学と動物行動学の結婚」による学問成果を、数式を使わずにドーキンス流に提示したもので、それまでの生命観を180度転換した。

その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる。

積極的な無神論者としても知られており、2006年に刊行した『神は妄想である』も全世界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。

王立協会は2017年に、一般投票による「英国史上最も影響力のある科学書」の第1位として『利己的な遺伝子』が選ばれたことを発表した。

日高 敏隆  (ヒダカ トシタカ)  (翻訳

【訳者】 日高敏隆 (ひだか・としたか)
1930年生まれ。京都大学名誉教授。2009年歿。

岸 由二  (キシ ユウジ)  (翻訳

【訳者】 岸 由二 (きし・ゆうじ)
1947年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。

羽田 節子  (ハネダ セツコ)  (翻訳

【訳者】 羽田節子 (はねだ・せつこ)
1944年生まれ。東京農工大学卒業。2013年歿。

垂水 雄二  (タルミ ユウジ)  (翻訳

【訳者】 垂水雄二 (たるみ・ゆうじ)
1942年生まれ。出版社勤務を経て翻訳家、科学ジャーナリスト。

上記内容は本書刊行時のものです。