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働くことの哲学 ラース・スヴェンセン(著) - 紀伊國屋書店
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働くことの哲学 (ハタラクコトノテツガク)

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四六判
264ページ
価格 1,700 円+税   1,870 円(税込)
ISBN
978-4-314-01136-5   COPY
ISBN 13
9784314011365   COPY
ISBN 10h
4-314-01136-X   COPY
ISBN 10
431401136X   COPY
出版者記号
314   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年3月18日
最終更新日
2016年3月18日
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書評掲載情報

2016-06-12 日本経済新聞  朝刊
評者: 森岡正博(哲学者)
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紹介

働くなかで、私たちは世界に爪あとを残してゆく――生きてゆくにはなんらかの目的や意味が必要であり、そこに仕事は重要なかかわりを持ってくる。ノルウェーの哲学者が、幸福で満たされた生活を求めるうえで、仕事がどのような位置を占めるのかを探求する。
「仕事は人生の意味そのものを与えてくれるか」「自己実現の神話を信じすぎることで、かえって仕事が災いになってはいないか」「給料の額と幸福感は比例するか」……「仕事とはなにか」という問いに手っ取り早い回答を提示しようとするのではなく、仕事のもつさまざまな側面に光をあて多彩なスナップショットを提示する。

生きがい、意味、人生、実存。この本は暇と退屈に向き合うことを運命付けられた人間存在の諸問題に、〈働くこと〉という実に身近な観点から取り組んでいる。読者はここに、いかに生きるべきかという倫理的問いについての一つのヒントを手にするであろう。──國分功一郎

目次

第二版への序文

第1章 呪いから天職へ――仕事の哲学の小史
第2章 仕事と意味
第3章 仕事の割りふり
第4章 仕事とレジャー
第5章 管理されること
第6章 給料をもらうこと
第7章 飽食の時代の仕事
第8章 仕事とグローバリゼーション
第9章 仕事の終焉?
第10章 人生と仕事
読書案内

著者プロフィール

ラース・スヴェンセン  (ラース スヴェンセン)  (

著者紹介
ラース・スヴェンセン (Lars Svendsen)
1970年生まれ。ノルウェーの哲学者。工場の清掃助手、スポーツライターなどの職を経て、現在はベルゲン大学教授。その著書は27カ国語で翻訳されており、『退屈の小さな哲学』(集英社新書)は15カ国語以上で刊行される話題作となった。他の著書に、Fashion: A Philosophy (2006) 、A Philosophy of Fear (2008)、A Philosophy of Freedom(2014)などがある。

小須田 健  (コスダ ケン)  (

訳者紹介
小須田 健(こすだ・けん)
1964年、神奈川県生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、中央大学、東京情報大学ほかの講師。専門は、現象学を中心とする現代哲学および倫理思想全般。著書に『日本一わかりやすい哲学の教科書』(明日香出版社)など。訳書にコント=スポンヴィル『ささやかながら、徳について』『資本主義に徳はあるか』『精神の自由ということ――神なき時代の哲学』(いずれも共訳、紀伊國屋書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。