書店員向け情報 HELP
出版者情報
子どもの問いからはじまる授業!
- 書店発売日
- 2020年3月12日
- 登録日
- 2020年1月23日
- 最終更新日
- 2020年3月2日
紹介
子どもと一緒に問いからつくるワクワクする授業が6つのステップでできる!
新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」を具体的に実現することに悩む先生へ。
問いづくりから始めると、それがスムーズにできて、子どもがどんどん主体的に学びたくなる授業づくりが可能になります!
子どもの問いをどんなふうに引き出して、そこからどんなふうに授業を展開すればいいのか。
その具体的な方法を、6つのステップに分けてわかりやすく紹介!
授業づくりに悩む若い先生たちがすぐに取り組めるように書かれた本です。
シンプルな6つのステップで、子ども自身の言葉から授業をつくりだしていく方法がこの1冊から見えてきます!
【著者コメント】
授業で教師が与えた問題を解決していくのと、子ども自身が立てた問いを解決していくのでは、子どもの学びや姿がまったく違うものです。
本書では、シンプルな6つのステップで、子ども自身の言葉から授業をつくりだしていく方法を提案しています。
子どもと一緒に問いからつくるワクワクする授業を行っていきませんか。
目次
はじめに
第1章 子どもの問いからはじまる授業!~6つのステップですぐ取り組める!~
これからの時代により大切になってくる「問い」
「問い」を取り入れると学びが変わる
「問い」とは何か 問いづくりの難しさ
私の体験談 手応えを感じるまでの道のり
「問い」を取り入れた授業への子どもたちの感想~1ヶ月後~
「問い」を取り入れた授業への子どもたちの感想~1学期後~
「問い」の大切さ 「問い」を始める学級へ樋口学級の児童のアドバイス
第1章まとめ 「問い」を授業で扱う重要性と課題
第2章 問いを取り入れた授業づくり 問いづくり編(ステップ1~2)
ステップ1 問いづくり
① 問いづくりは授業のどの時点から始めるのか?
② 問いをつくるときの6つの視点
③ 問いづくりのときに示す「浅イィ問い、深イィ問い」
④ 6つの視点からの問いづくり
ステップ2 問いベスト3を選ぼう!
① グループになって、よい「問い」を選んでみよう
② グループの中でよい「問い」を選んでいくコツ
③ ピラミッドチャートを使って考える
④ 意外にグループで問いベスト3がそろうことはない
⑤ 問いベスト3以外の「問い」はどうする?
第2章まとめ 問いをつくり、よい問いを選んでいくステージ
第3章 問いを解決し、単元に位置づける 解決と位置づけ編(ステップ3~4)
ステップ3 「問い解決タイム」をつくろう!
① 「問い」を解決する時間
② 問い解決タイムの注意点
③ 「問い」を解決するための手段を用意する
④ 表現物を作ろう
⑤ 表現物を共有しよう!
ステップ4 問いを単元の流れの中に位置づける
① 問いづくり・問いの解決以降の授業はどうするのか?
② 「問い」と単元の「学びのストーリー」との関係
③ 各教科で「問い」と「学びのストーリー」を紐づけた例(基本版)
④ 自分の「問い」を学びの流れの中に位置づける
⑤ 教科に応じた授業フレーム
⑥ 問い1.0 から問い2.0へ
第3章まとめ 問いを解決して、単元にしっかり位置づける
第4章 課題に挑戦し、問いを振り返る シンキング課題と振り返り編(ステップ5~6)
ステップ5 問いからはじまりシンキング課題で終わる
① 単元の終わりにはシンキング課題
② シンキング課題の注意点
③ シンキング課題をつくるために大切にしたいこと
ステップ6 「問いを振り返るタイム」をつくろう!
① 振り返る大切さ
② 振り返るための6つの視点
③ 6つの視点で子どもたちはどのように書いているのか
第4章まとめ 問いをつくり、よい問いを選んでいくステージ
第5章 問いを生かすための手立て~子どもの問いを生かせる教師になるために~
授業を変えるために考え方をアップデートする
授業観・児童観をアップデートするには?
座席配置を子どもたちに決定してもらう
孤独解決ではなく1人で考える時間を
一人ひとりの学び方を変えるとは
立ち歩く子どもたちにカンガエトーーク!
授業の悩み よくある質問集
授業ではこんな言葉を使っていこう!!
子どもの考えを否定しない
120点の発表に挑戦してもらう!
安心して手を挙げてもらうために
第5章まとめ 子どもの問いを生かせる教師になるために
第6章 各教科ごとの問いからはじまる授業実践例
5年算数 割合~もとにする量を求めよう~
5年国語 大造じいさんとガン(全10時間)
5年社会 水産業のさかんな地域
5年理科 流れる水の働き
道徳授業全般の流れ
おわりに
参考・引用文献
上記内容は本書刊行時のものです。