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職業・年齢別ケースでわかる! 交通事故事件 社会保険の実務 中込一洋(著/文) - 学陽書房
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職業・年齢別ケースでわかる! 交通事故事件 社会保険の実務 (ショクギョウネンレイベツケースデワカルコウツウジコジケンシャカイホケンノジツム)

社会一般
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発行:学陽書房
A5判
292ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-313-31418-4   COPY
ISBN 13
9784313314184   COPY
ISBN 10h
4-313-31418-0   COPY
ISBN 10
4313314180   COPY
出版者記号
313   COPY
Cコード
C3032  
3:専門 0:単行本 32:法律
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年2月27日
最終更新日
2020年3月16日
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紹介

交通事故事件に携わる実務家必見!
これまでなかった、交通事故事件×社会保険の知識にフォーカスした法律実務書!

法律実務家にとって、意外と不得手な分野である「保険」。
それにも関わらず、交通事故事件処理には必須の知識。実務に出てから現場で学ばざるを得ません。
たとえば、通勤途中の事故における労災との関係や、死亡事故における年金の逸失利益など、あちこちの文献を探し回り、ときには労基署に問合せをしたりしながら、何とかこれらの論点について検討したという実務家も多いのではないでしょうか。

本書では、これらの論点につき、実際の裁判例も参照しつつ、社会保険の基礎知識からすっきり整理・集約。

【ここがポイント!】
◎実務経験豊かな著者が、保険の知識を基礎からやさしく整理して解説。
◎請求できる費用がひと目でわかる! 権利の相関関係がスッキリ整理された一覧表つき!
◎これまで各文献や判例に散っていた、各種保険の交錯点や支払い方法などの実務上の扱い等の情報を集約。
◎なかなか文献のなかった論点も、さまざまなパターンを想定してカバーします。

治療期間中における社会保険の利用・症状固定後における社会保険の利用・死亡時の社会保険の利用・社会保険受給中の死亡による損害賠償請求ごとに、さまざまな客体と状況で60ものパターンに分類しました。

目次

第1編 総論-交通事故で社会保険を使うための基礎知識
一覧表1 交通事故と社会保険にまつわる権利の相関図
第1章 社会保険の基礎
 1 保険とは
  【Point 1】保険の定義
  【Point 2】大数の原則
  【Point 3】保険の要素
 2 私保険とは
  【Point 4】私保険の定義
  【Point 5】私保険における保険の要素
  【Point 6】保険契約の種類
 3 社会保険とは
  【Point 7】社会保険の定義
  【Point 8】社会保険における保険の要素
  【Point 9】社会保険の特色
  【Point 10】健康保険の意義
  【Point 11】国民健康保険の意義
  【Point 12】後期高齢者医療保険の意義
  【Point 13】介護保険の意義
  【Point 14】厚生年金保険の意義
  【Point 15】国民年金の意義
  【Point 16】労災保険の意義
  【Point 17】雇用保険の意義

第2章 交通事故損害賠償の基礎
 1 傷害による損害賠償額
  【Point 18】治療費等(積極損害)
  【Point 19】休業損害(消極損害)
  【Point 20】傷害慰謝料
 2 後遺障害による損害賠償額
  【Point 21】介護費等(積極損害)
  【Point 22】後遺障害逸失利益(消極損害)
  【Point 23】後遺障害慰謝料
 3 死亡
  【Point 24】葬儀費等(積極損害)
  【Point 25】死亡逸失利益(消極損害)
  【Point 26】死亡慰謝料
第3章 社会保険と交通事故の関係
 1 交通事故被害者が利用できる社会保険の概要
  【Point 27】社会保険の利用とその限界
  【Point 28】健康保険の利用
  【Point 29】国民健康保険の利用
  【Point 30】後期高齢者医療保険の利用
  【Point 31】介護保険の利用
  【Point 32】厚生年金保険の利用
  【Point 33】国民年金の利用
  【Point 34】労災保険の利用
  【Point 35】雇用保険の利用
 2 社会保険を使うタイミング
  【Point 36】医療保険を使うタイミング
  【Point 37】介護保険を使うタイミング
  【Point 38】年金保険を使うタイミング
  【Point 39】労災保険を請求するタイミング
  【Point 40】雇用保険を使うタイミング
 3 社会保険給付相互の調整
  【Point 41】医療保険と労災保険の調整
  【Point 42】実は労災保険の対象なのに、医療保険を使っていた場合
  【Point 43】介護保険と労災保険の調整
  【Point 44】年金保険相互の併給調整
  【Point 45】年金保険と労災保険の調整
 4 社会保険給付と損害賠償の調整
  【Point 46】社会保険給付と損害賠償が重複する場面
  【Point 47】医療保険給付と損害賠償の調整
  【Point 48】介護保険給付と損害賠償の調整
  【Point 49】年金保険給付と損害賠償の調整
  【Point 50】労災保険給付と損害賠償の調整

第2編 各論-職業・年齢別 交通事故事件処理に使える社会保険の知識
一覧表2 職業・年齢別ケースの相関図
第1章 治療期間中における社会保険の利用
 1 治療費等に対応するもの(傷害・積極損害)
  【Case 1】労働者が、労災ではない交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 2】労働者が、業務中の交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 3】労働者が、通勤途中の交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 4】会社役員が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 5】自営業者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 6】短時間労働者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 7】家事従事者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 8】失業者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 9】未成年者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 10】高齢者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
 2 休業損害に対応するもの(傷害・消極損害)
  【Case 11】労働者が、労災ではない交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 12】労働者が、業務中の交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 13】労働者が、通勤途中の交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 14】会社役員が、交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 15】自営業者が、交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 16】短時間労働者が、交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 17】家事従事者が、交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 18】失業者が、交通事故で負傷した場合の休業損害
  【Case 19】未成年者が、交通事故で負傷した場合の治療費等
  【Case 20】高齢者が、交通事故で負傷した場合の治療費等

第2章 症状固定後における社会保険の利用
 1 介護費用等に対応するもの(後遺障害・積極損害)
  【Case 21】労働者が、労災ではない交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 22】労働者が、業務中の交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 23】労働者が、通勤中の交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 24】会社役員が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 25】自営業者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 26】短時間労働者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 27】家事従事者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 28】失業者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 29】未成年者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
  【Case 30】高齢者が、交通事故で後遺障害ある場合の介護費用等
 2 後遺障害逸失利益に対応するもの(後遺障害・消極損害)
  【Case 31】労働者が、労災ではない交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 32】労働者が、業務中の交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 33】労働者が、通勤中の交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 34】会社役員が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 35】自営業者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 36】短時間労働者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 37】家事従事者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 38】失業者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 39】未成年者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益
  【Case 40】高齢者が、交通事故で後遺障害ある場合の逸失利益

第3章 死亡したことによる社会保険の利用
 1 葬儀費等に対応するもの(死亡・積極損害)
  【Case 41】労働者が、労災ではない交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 42】労働者が、業務中の交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 43】労働者が、通勤途中の交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 44】会社役員が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 45】自営業者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 46】短時間労働者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 47】家事従事者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 48】失業者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 49】未成年者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
  【Case 50】高齢者が、交通事故で死亡した場合の葬儀費等
 2 死亡逸失利益に対応するもの(死亡・消極損害)
  【Case 51】労働者が、労災ではない交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 52】労働者が、業務中の交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 53】労働者が、通勤途中の交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 54】会社役員が、交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 55】自営業者が、交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 56】短時間労働者が、交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 57】家事従事者が、交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 58】失業者が、就職活動中の交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 59】未成年者が、交通事故で死亡した場合の逸失利益
  【Case 60】高齢者が、交通事故で死亡した場合の逸失利益

第4章 被害者死亡後の社会保険給付
  【Case 61】社会保険受給権を有する被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 62】老齢厚生年金を受給していた被害者が交通事故で死亡した場合
  【Case 63】老齢基礎年金を受給していた被害者が交通事故で死亡した場合
  【Case 64】老齢年金を受給できる可能性が高かった被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 65】障害(厚生・基礎)年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 66】20歳前の障害基礎年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 67】労災保険の障害年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 68】労災保険の傷害補償年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 69】遺族(厚生・基礎)年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合
  【Case 70】労災保険の遺族年金を受給していた被害者が、交通事故で死亡した場合

巻末資料:書式と記入のポイント
 1 健康保険
 2 労災保険

著者プロフィール

中込一洋  (ナカゴミカズヒロ)  (著/文

弁護士。法政大学法学部卒。
主著に『交通事故相談ハンドブック判例編・実務編・演習編・Q&A編・資料編』(内閣府、共著)『交通事故紛争処理の法理』(ぎょうせい、共著)など。

上記内容は本書刊行時のものです。