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一発OK!誰もが納得!公務員の伝わる文章教室 工藤 勝己(著/文) - 学陽書房
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一発OK!誰もが納得!公務員の伝わる文章教室 (イッパツオッケイダレモガナットクコウムインノツタワルブンンショウキョウシツ)

社会一般
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発行:学陽書房
四六判
192ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-313-15124-6   COPY
ISBN 13
9784313151246   COPY
ISBN 10h
4-313-15124-9   COPY
ISBN 10
4313151249   COPY
出版者記号
313   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年3月2日
最終更新日
2021年4月17日
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紹介

現役管理職が教える、一生モノの"書く"スキル!

報告書、制度案内、庁内での検討資料、予算要求書、首長・議会への説明資料など、公務員に文章力は不可欠。

そこで本書は、国・都・区という3つのステージで実務に携わり、10年以上管理職として文章を書いてきた著者が、国・自治体でやり取りされる文書のリアルな例文を紹介しながら、問題点を指摘し、わかりやすく解説。

文章力を高めたい若手から、昇任を目指す中堅、部下を指導する係長・課長まで世代・役職を超えて役立つ!


※ 著者の【工藤 勝己氏】に執筆の背景やエピソードについてインタビューしました!
→「学陽書房 note」をご覧ください!

目次

はじめに

第1章 
仕事を楽しむために文章を磨く 
――公務員に文章力が不可欠な理由

1 仕事を楽しむために文章力は欠かせない
2 良い文章には「納得させる力」がある
3 読んでもらえる文章を書く
4 文章の怖さを理解しておく
5 文章は住民と自分を守るもの
 COLUMN1 感性を磨くと文章が光る

第2章 
わかりやすい文章を書く
――公務員の文章は「簡潔明瞭」が命

6 「話し言葉」と「書き言葉」を混同しない
7 主語と述語を対応させる
8 主語を途中で変えない
9 「は」と「が」を使い分ける
10 「の」「に」「も」を連続して使わない
11 一文一意でシンプルに書く
12「こと」「もの」は削ってみる
13 語尾の言い回しに変化をつける
14 同じ言葉を多用しない
15 修飾語は直前に置く
16 長い修飾語を前に置く
17 適切な接続詞を用いる
18 読点で文意を整理する
19 わかりやすい語順で並べる
20 余計な言葉は削ぎ落とす
21 もっと短い表現を使う
22 「カギ括弧」を効果的に使う
23 異質なものを並列しない
24 「等」を付けすぎない
25 5W1Hを意識して書く
26 「手段」「目的」の順で書く
27 筋道を立てて内容を整理する
28 難しい漢字はひらがなにする
 COLUMN2 三行詩を書いてみる

第3章 
もっと伝わる文章を書く
――読み手の納得・共感を高めるコツ  

29 語順を入れ替えて強調する
30 修飾語で文章に深みを出す
31 能動と受動を使い分ける
32 現在進行形で読み手の共感を得る
33 連絡・通知はポジティブに表現する
34 依頼はできるだけ疑問形で伝える
35 「書き出し三行」で読み手を惹きつける
36 お役所特有の言い回しや専門用語は言い換える
37 「つなぎの一文」を効果的に使う
38 不要な接続詞を削る
39 指示語を多用しない
40 似ている用語を整理する
41 表記ゆれに注意する
42 補助動詞はひらがなで書く
43 慣用句・四字熟語を使いこなす
44 語彙力を高める
45 エピソードや実例を盛り込む
 COLUMN3 コピーライターになってみる

第4章
信頼される文章を書く
――庁内・住民・議会からの誤解を防ぐ

46 日本語を正しく紡ぐ
47 怪しい日本語は使わない
48 誤字・脱字・衍字に注意する
49 誤用されがちな言葉に気をつける
50 重複表現は避ける
51 混交表現は使わない
52 二重否定は使わない
53 慇懃無礼にご用心
54 数字で示して誤解を防ぐ
55 事実と意見は分けて書く
56 否定文ではなく肯定文で書く
57 動詞をシンプルに使う
 COLUMN4 国語辞典を味わってみる

第5章 
効果的な文章を書く
――報告書から議会答弁まで

58 仕事の文章は「結論先出し」で書く
59 文書は箇条書きを基本とする
60 要件は「さて」「つきましては」で伝える
61 案内文にQ&Aを添える
62 報告書には担当者の所感を添える
63 提案書は「みんなのため」に書く
64 制度案内は子どもでもわかるように書く
65 予算要求書には客観的な説明文を添える
66 事業説明には「目的」「目標」「手段」を書く
67 昇任試験論文は当事者意識を持って書く
68 議会答弁書は質問に正対する
69 人を動かす文章を書く
70 参加したくなる案内文を書く
71 温もりのあるメールを書く
72 御礼文は「自分の言葉」で心を込めて書く
73 文章に季節感を出す
 COLUMN5 リスクに目を向ける

第6章
文章を吟味し、推敲する
――行政文書を書く責任を自覚する

74 コピペの達人は文章が上達しない
75 教養・感性を磨く
76 声に出して読み返す
77 添削癖をつける
78 文章の「癖」を直す
79 悪文の要因を見抜く力を付ける
80 自分が「最後の砦」という意識を持つ
 COLUMN6 感性を眠らせない

おわりに

著者プロフィール

工藤 勝己  (クドウ カツミ)  (著/文

葛飾区都市整備部参事(道路管理課長事務取扱)。1985年運輸省(現・国土交通省)入省、港湾施設の地震防災に関する技術的研究に従事。その後、1989年葛飾区役所入庁。東京都庁派遣(建設局)、特別区人事委員会事務局試験研究室主査、区画整理課長、道路建設課長、立石・鉄道立体担当課長、立石駅北街づくり担当課長を経て2020年より現職。道路・公園・下水道施設、橋梁架替え、区画整理、都市道路事業、市街地再開発事業に携わる。また、特別区職員採用試験及び特別区管理職試験の問題作成・採点・面接官、葛飾区主任主事試験及び係長試験の論文採点を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。