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なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか? 加藤 年紀(著/文) - 学陽書房
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なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?

発行:学陽書房
四六判
224ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784313150997
Cコード
C0034
一般 単行本 経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年6月21日
最終更新日
2019年7月25日
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紹介

公務員には、世の中を変える力がある。


今、最も公務員に読まれるウェブサイト「Heroes of Local Government(HOLG.jp)」編集長が伝える、自治のトップランナーたちの仕事の流儀!


「出る杭は打たれる」と言われる公務員の世界にありながら、業務分野の地味・派手を問わず、自らの信念を貫き、役所の中で成果を上げてきた公務員たちがいる。
苦難にぶつかりながらも、「常識・前例・慣習」を乗り越えた10人の実践を通じて、公務員が行動・挑戦し、組織の中でやりたいことを実現するヒントを伝える。

「役所は『出る杭は打たれる』世界。頑張るほど、悪目立ちしてしまう。そう思うと、勇気が出ない」
「地域の役に立ちたいと思って公務員になったのに、やりたい仕事ができず、達成感を感じられない」
「実績をつくろうとしても、チャンスをもらえない。自己保身ばかりの上司をどう動かせばいいいか…」
「最近、くすぶっている自分がいる。このままではまずい、とわかってはいるけど…」

――そんな想い・悩みを抱える、すべての公務員に「一歩踏み出す勇気」を贈る一冊!

目次

【目次】
  
はじめに――公務員には、世の中を変える力がある
第1章 公務員だから活躍できる
  
 ♯01 公務員という後ろ盾があるから、挑戦できる
   ―― 山田崇(塩尻市)  / シティプロモーション
  
大企業と研修プログラムを開発し、関係人口を増やす
住民・企業ニーズに向き合い、その架け橋となる
一番腹が立ったのは市役所の職員
    「地域で挑戦する若者」を応援する大人を増やせ
    役所はちょっと頑張れば、すぐに頭が出る
    自分自身が公共のような存在でありたい
  
 ♯02  使命感を持って、好きなことをやる
   ―― 井上純子(北九州市) / 観光
  
    限られた予算で効果を最大化―会議でコスプレ企画が決定
    「公務員」×「個性」――ギャップを活かして尖らせる
    いきなり、NHKの全国放送「ニュースチェック11」に登場
    メディアのニーズを汲み、WIN-WINの関係をつくる
    逃げるように帰った、孤独な職員表彰
    子育てが終わったときに、何も残らない人生にはしたくない
    バナナ姫の復活――YAHOO!のトップページに掲載
    税金を使わず活動――支援金額は50万円超
    バナナ姫は公務員だから応援してもらえた
  
第2章 どんな仕事も改善できる
  
 ♯03 目の前の仕事に誇りを、目の前の仕事に全力を
   ―― 岡元譲史(寝屋川市) /  徴収
  
    滞納繰越額を20億円以上圧縮――職員の意識も変化
    税金で食っているからこそ、市民全体のために仕事をする
    払わない人が得するなんて不公平――お願い徴収からの変革
    同僚と良好な関係を築き、周囲のサポートを得る
    気迫を込めてマニュアルを作成――他自治体にノウハウを共有
    本業で成果をあげ、異なる課題に手をつける
    「お前の顔に火つけたるわ」――恐怖に心折れないために
    徴収職員は悪魔ではない――徴収の仕事に誇りを
  
  【COLUMN1】世界は変わっている。公務員も変わらなければならない/倉田哲郎(箕面市長)
  
 ♯04 学びと実践の先に、突破口は必ずある
   ―― 鈴木浩之(神奈川県) /  児童虐待
   
    根本的な課題を捉え、本質的な解決策を問い続ける
    家族に寄り添うことを可能とする、海外手法の導入
    取組みの成果を可視化し、分析を繰り返す
    新たな取組みを進めるには、過去を否定しない
    忘れられない一言「お前が担当する子どもは不幸だ」
    怒鳴られることも必要なプロセス
  
第3章 冷静と情熱、緻密さと大胆さ
  
 ♯05 ボトムアップで組織を動かす
   ―― 山本享兵(和光市) /  公会計
  
    自分が役所に転職して、先進事例をつくればいい
    目的と手段を混同しない
    物事が変わるのは、人の気持ちが変わったときだけ
    役所の中で気軽に声をかけられる人を50人つくる
    「生情報の収集」「持続力」「プログラミング思考」
    自治体で働く公認会計士のロールモデルになりたい
   
  【COLUMN2】挑戦する公務員が「当たり前」にならなければならない/小紫雅史(生駒市長)
  
 ♯06 不都合な真実を伝える覚悟を持つ
   ―― 菊池明敏(岩手中部水道企業団) /  水道

    会議設計のこだわりが、突破口を開く
    緻密なシミュレーションを根拠に、粘り強く提案
    先頭から見える景色は、二番手には見えない
    自分を超える若い奴らが出てくると面白い
    「水道事業体の9割は黒字」はフェイク
    修羅場で触れた「水道人」の矜持
  
第4章 官と民の視点を操る
  
 ♯07 市民をまちの当事者に変える
    ―― 大垣弥生(生駒市) / 広報
  
   「民間経験者のお手並拝見」という空気
   小さな改善の積み重ねで、信頼を獲得する
   信頼があるからチャレンジできる
   「誰かに寄りかかっていればいい」というマインドを叩き直す
   まちを好きになり、まちに関わってもらうスイッチを押す
   常に新たな市民を仲間にする
   毎年、新しい取組みにチャレンジする
  
  【COLUMN3】公務員戦国時代の到来/東修平(四條畷市長)
  
♯08 予算ゼロだからこそ、始められることがある
   ―― 黒瀬啓介(平戸市) / ふるさと納税
  
   予算がゼロでもやれるところからやる
   事業者と対等な関係で協働する
   カラープリンターを使ってカタログを手づくり
   寄附者ファーストの追求――どこの自治体でもやらないことをやる
   ふるさと納税で儲けようという事業者は参加しないでほしい
   ふるさと納税は、生産者の人生を背負う
   民間企業への出向を市長に直談判
   出向で感じた自治体のゴール設定の甘さ
   とことん真剣に公務員をやろうぜ
   
第5章 公務員・行政の可能性を信じる
   
♯09 小さな成功体験が未来を拓く第一歩
   ―― 酒井直人(中野区) /  業務改善
  
   小さな成功体験が大きく未来を変えた
   システム導入と同時に規程を改定
   「変えられるもの」と「なくせるもの」を精査する
   組織全体に改善の風土を根づかせる
   公務員は不作為病にかかっている
   役所は職員のモチベーションまで考えなければならない
   目の前の仕事を徹底することは、回り道ではない
    
  【COLUMN4 】公務員にしか救えない人がいる/熊谷俊人(千葉市長)
  
♯10 公務員の志が、世の中を変える
    ―― 脇雅昭(総務省・神奈川県) / モチベーション
  
   自治体職員への恩返しとして「よんなな会」を開催した
   熱量が仲間をつくる
   忙殺されている公務員が志を高めることのできる場
   安定と言われる公務員だからこそチャレンジする
   公務員がカッコイイと思われる世の中をつくりたい
  
第6章 常識・前例・慣習を打破し、公務員像をアップデートせよ!
  
   公務員による公務員バッシングという不思議
   人事制度は語る――公務員は今も昔も「駒」である
   「常識」を疑え――非常識な取組みに耐え得る「信頼残高」を獲得せよ
   「前例」を使い倒せ――未来は前例から見通せる
   「慣習」に眠る改善の余地――業務の本質を突き詰めろ
   役所のイノベーションを阻む最強の殺し文句「標準化」
   やりたいことを実現する方法は、2つしかない
   自己承認欲求という落とし穴
   あなたが変えられるものは何ですか
   公務員の仕事に誇りを持ち、公務員像をアップデートする
   公務員は、「世の中」を変えることができる
  
 おわりに――公務員の「可能性」を信じて

著者プロフィール

加藤 年紀  (カトウトシキ)  (著/文

株式会社ホルグ代表取締役社長。2007年4月、㈱ネクスト(※現・㈱LIFULL)入社。2012年5月に同社インドネシア子会社のCOO/取締役として日本から一人で出向。以降4年半の間駐在。同社在籍中の2016年7月に、ウェブメディア『Heroes of Local Government(holg.jp)』を個人としてリリース。2016年9月に同社退社後、同年11月に株式会社ホルグを設立。2017年からは、自治体職員の他薦をもとに、「本当にすごい!」と思われる地方自治体職員を表彰する「地方公務員アワード」を主催。また、2019年1月からは「地方公務員オンラインサロン」を運営。現在、forbesjapan.comオフィシャル・コラムニストとして「地方公務員イノベーター列伝」を連載。その他「ダイヤモンドオンライン」への寄稿を行うほか、三芳町魅力あるまちづくり政策アドバイザーなどを務める。

上記内容は本書刊行時のものです。