..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
愛×数学×短歌
発行:河出書房新社
四六判
縦189mm
横131mm
厚さ16mm
重さ 230g
192ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2018年8月17日
- 書店発売日
- 2018年8月17日
- 登録日
- 2018年7月9日
- 最終更新日
- 2018年8月9日
書評掲載情報
2018-12-30 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 竹内薫(サイエンス作家) |
MORE | |
LESS |
紹介
愛と数学は“共有点”だらけ?
Twitterで話題になった、
「愛と数学の短歌コンテスト」を書籍化!
数学と短歌。
一見、遠い分野のようで、
実は何かつながるものがあるかもしれません。
数学という世界を取り入れることで、
短歌で表現できる世界が広がります。
この本は、愛をテーマにした数学短歌をまとめた短歌集です。
数学同好会に所属する高校2年生の男の子と、
地方から転校してきた文芸部の女の子。
自分にはない相手の魅力に惹かれ合う、
そんなちょっと甘酸っぱい2人のストーリーを添えて、
「愛と数学の短歌」をあなたに届けます。――本文より
あの恋の解を求めよ。自分の気持ちは無視せよ。問5点。
座標から距離の出し方知ったけど距離の詰め方教科書にない
平行線1°動けば交差するだから私も一歩踏み出す
今までに覚えてきた公式もあなたの前じゃ解が出せない
四捨五入して繰り上げた思いでも構わないから好きと言ってよ
切り捨てた端数のような恋心誤差が重なり何かが狂う
途中式全部とばして答えだけ合わせるような台詞はやめて
恋愛は掛け算だよねどちらかの想いがゼロになったら終わり
分母から君を見上げて何年目一線を越えて会いに行けたら
いままでの想いを全部かけてある「好き!」に付いてる階乗の記号
愛という定義できないこの想い一生かけて証明しよう……etc.
上記内容は本書刊行時のものです。