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消えゆくアジアの水上居住文化 畔柳 昭雄(著/文 | 編集) - 鹿島出版会
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消えゆくアジアの水上居住文化 (キエユクアジアノスイジョウキョジュウブンカ)

工業・工学
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発行:鹿島出版会
A5判
168ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-306-07345-6   COPY
ISBN 13
9784306073456   COPY
ISBN 10h
4-306-07345-9   COPY
ISBN 10
4306073459   COPY
出版者記号
306   COPY
Cコード
C3052  
3:専門 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年6月27日
最終更新日
2018年7月2日
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紹介

アジアの水辺に残る、多様性を極めながらも個にして普遍的な水辺の暮らしと、
近代化のうねりを受け、その変容する姿を見つめる――。
アジアの水上住居は原始的のようでいて、環境と一体化する生活空間は今日的な示唆に溢れている。自然の脅威を回避し、快適で持続可能な環境をつくる知恵は伝統文化の賜物である。しかし、急速な都市化の波でこうした空間がいま減少しつつある。10年前は萌芽にすぎなかった現代社会との摩擦に注視しながら、価値あるアジアの環境的な空間づくりをフィールドワークの成果からビジュアルに読み解く。失われつつある貴重な生活文化の記録。小社好評既刊『アジアの水辺空間』の続編。

目次

序にかえて
Chapter1 消えゆく水上居住
Chapter2 アジアの水上の暮らしと住居の変化
 フィリピン・パラワン島のバランガイ
 インドネシア・フローレス島の元漂海民集落
 タイ・パンイ島の海上集落
 カンボジア・トンレサップ湖の湖上集落
 インドネシア・テンペ湖の浮家住居
Appendix 日本の水辺の暮らし
 舟小屋の変化
 消えゆく川面の牡蠣船

著者プロフィール

畔柳 昭雄  (クロヤナギ アキオ)  (著/文 | 編集

畔柳昭雄(くろやなぎ・あきお)
1952年、三重県生まれ。
日本大学理工学部建築学科卒業。
同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。専攻は海洋建築工学。工学博士。
日本大学理工学部教授を務め、現在、同大学特任教授。
著書に『アジアの水辺空間――くらし・集落・住居・文化』(鹿島出版会、1999年・日本沿岸域学会出版文化賞受賞)、『海水浴と日本人』(中央公論新社、2010年)など多数。
主な作品に〈アルミの海の家Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ〉(2004年、05年・イタリアアルプロゲットアワード受賞、06年)、〈茶室一瞬亭〉(2016年)など。

市川 尚紀  (イチカワ タカノリ)  (著/文

市川尚紀(いちかわ・たかのり)
1971年、東京都生まれ。
東京理科大学工学部建築学科卒業。専攻は建築計画学。博士(工学)。
内井昭蔵建築設計事務所、近畿大学工学部建築学科講師を務め、現在、同大学准教授。
主な著書に『水辺のまちづくり――住民参加の親水デザイン』(技報堂、2008年)、
主な作品に〈環境共生型木造実験住宅〉(2008年)など。

舟岡 徳朗  (フナオカ トクロウ)  (著/文

舟岡徳朗(ふなおか・とくろう)
1980年、群馬県生まれ。
日本大学理工学部海洋建築学科卒業。
同大学院理工学研究科海洋建築工学専攻修了。
畔柳研究室在籍時に、畔柳昭雄・親水まちづくり研究会編『東京ベイサイドアーキテクチュアガイドブック』(共立出版、2002年)、畔柳昭雄・渡邉裕之・日本大学畔柳研究室編『海の家スタディーズ』(鹿島出版会、2005年)を共同執筆。〈アルミの海の家Ⅰ〉を共同で設計施工。
現在、株式会社大林組に勤務。

上記内容は本書刊行時のものです。