..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
消えゆくアジアの水上居住文化
発行:鹿島出版会
A5判
168ページ
定価
2,500円+税
- 書店発売日
- 2018年8月4日
- 登録日
- 2018年6月27日
- 最終更新日
- 2018年7月2日
紹介
アジアの水辺に残る、多様性を極めながらも個にして普遍的な水辺の暮らしと、
近代化のうねりを受け、その変容する姿を見つめる――。
アジアの水上住居は原始的のようでいて、環境と一体化する生活空間は今日的な示唆に溢れている。自然の脅威を回避し、快適で持続可能な環境をつくる知恵は伝統文化の賜物である。しかし、急速な都市化の波でこうした空間がいま減少しつつある。10年前は萌芽にすぎなかった現代社会との摩擦に注視しながら、価値あるアジアの環境的な空間づくりをフィールドワークの成果からビジュアルに読み解く。失われつつある貴重な生活文化の記録。小社好評既刊『アジアの水辺空間』の続編。
目次
序にかえて
Chapter1 消えゆく水上居住
Chapter2 アジアの水上の暮らしと住居の変化
フィリピン・パラワン島のバランガイ
インドネシア・フローレス島の元漂海民集落
タイ・パンイ島の海上集落
カンボジア・トンレサップ湖の湖上集落
インドネシア・テンペ湖の浮家住居
Appendix 日本の水辺の暮らし
舟小屋の変化
消えゆく川面の牡蠣船
上記内容は本書刊行時のものです。