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出版者情報
ゴシックの匠
ウィトルウィウス建築書とルネサンス
発行:鹿島出版会
A5判
152ページ
定価
3,500円+税
- 書店発売日
- 2018年6月9日
- 登録日
- 2018年4月18日
- 最終更新日
- 2018年4月23日
紹介
大聖堂や城郭はいかに建設されたか。ウィトルウィウスの再発見から棟梁の修業と技術、社会制度に至るままで、豊富な図版とともに甦る。
「ヨーロッパ各地にそびえたつ華麗な大聖堂や壮大な城、堅固な要塞。現代のように高度な技術も機械もそして知識もない、はるか昔のひとびとは、こうした巨大な建築物をどのようにして建設したのでしょうか。誰もが抱く素朴な疑問に対して、同時代の図面や記録を示し具体的に答えたのが、本書です。その内容は、ウィトルウィウスの再発見を端緒として(1~2章)、中世・ルネサンスにおける棟梁の修行過程や建築術(3~9章)、社会や組織のシステム(10~11章)、さらには軍事や測量にまで及びます(12~13章)。」
(訳者解題より)
目次
1. ウィトルウィウス建築書
2. 中世の建築家
3. 修業の課程
4. 構想図と計画
5. 掘削と請負
6. 地中・水中の基礎
7. 建築開始
8. 運搬と据え付け
9. 小屋組みと他の木材
10. 監督と管理運営
11. 建築法規
12. 築城術と兵器
13. 測量術
14. 棟梁とその依頼人
15. 中世における大工の棟梁
上記内容は本書刊行時のものです。